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玻瑠海峡戦記

砂王国ザハールと高原連邦オルドを分ける大河――玻瑠海峡。年に一度、魔力が弱まる聖日「贖宵」を前に、静かな国境はきな臭くなる。小さな衝突は、やがて海峡をめぐる大規模作戦へ。北の峡谷王国サリア、そして遠い大国・白日帝国と玄月共同体の影が、戦場の上に長く伸びる。

主人公は、土木の知恵で戦を“設計”する青年シュンと、前線に立つ王女ライラ。断崖の将セイラン、宰相ナジュム、僧兵長アズラ、補給隊のミナら複数視点で物語は進む。川を渡る工夫、空を封じる塔との攻防、夜の海で交わる魔矢、そして世界の灯を揺らす**琥珀(燃料)**のゆくえ――戦場と街の息づかいが交互に描かれる。

やがて「どこで止まるか」をめぐる政治と良心の取引が始まる。終末級禁呪〈灰都化呪〉の**赤い札(紅灯段)**が静かに裏返るたび、世界は冷える。
旗は前にも、退きにも立つ。勝つとは何か/残すとは何か。ひとつの海峡から世界が揺れる群像戦記です。
プロローグ
2025/08/16 09:41
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