表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/39

ep 4

レオは盗賊たちを全て捕らえると、ライオンの姿から人間の姿に戻った。

マリー「あ…あなたは…一体…?」

カーシャ「(まさか…本当に人間だったなんて…!)」

マリーとカーシャは、目の前に現れた青年に驚きを隠せない。

レオ「ああ、驚かせてすみません。オレは獅子田怜央。少しばかり、人助けをしただけですよ」

レオはにこやかに自己紹介をした。

マリー「わ、私はマリー。こっちはカーシャだ」

カーシャ「初めまして、カーシャと申します」

マリー「私達は冒険者で、この方達の護衛をしていたのだが、盗賊に襲われて、ここまでかと思ったが、ご助力に感謝する」

マリーは深々と頭を下げた。

馬車の中から、二人の少女が現れた。

リリ「レオさん!ありがとうございます!助けてくれてありがとうございます!」

ララ「本当に感謝しています」

二人はレオに駆け寄り、感謝の言葉を述べた。

レオ「礼には及ばない。困っている人がいたら、助けるのは当然のことだ」

レオは子供たちに笑顔を向けた。

リリ「あの…レオさん。私たち、お礼をしたいのですが…」

リリは少し恥ずかしそうに言った。

レオ「お礼ですか? 特に何も…」

リリ「いえ、そうはいきません。あなたがいなければ、私たちはどうなっていたか…」

リリはそう言うと、馬車の中から小さな袋を取り出した。

リリ「これは、ほんのお気持ちです。どうか受け取ってください」

レオ「…そうですか。では、ありがたくいただきます」

レオはリリから袋を受け取った。中には、銀貨が数枚入っていた。

レオ「ありがとうございます。大切に使わせていただきます」

リリ「こちらこそ、ありがとうございます」

リリはにっこりと微笑んだ。

マリー「レオさん、もしよろしければ、私達と一緒に街まで行きませんか? このままでは、また盗賊に襲われるかもしれませんので」

カーシャ「私も賛成です。レオさんのような強い方が一緒なら、安心できます」

マリーとカーシャは、レオに護衛を依頼した。

レオ「…分かりました。それでは、ご一緒させていただきます」

レオは二人の申し出を受け入れ、共に街を目指すことになった。

レオ「(この世界について、色々教えてもらえるかもしれないし、ちょうどいい)」

レオはマリーたちと一緒に馬車に乗り込み、街へと向かった。

道中、マリーとカーシャからこの世界の様々な情報を教えてもらい、レオは異世界での生活に必要な知識を少しずつ身につけていった。

こうして、レオはリリたちを救出し、マリー、カーシャと共に街へ向かうことになった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ