ep 31
怒りの炎
グランディ帝国軍を打ち破ったレオたち。
しかし、その戦いは、決して容易なものではなかった。
帝国兵の数は多く、強力な魔法使いや騎士も存在した。
レオたちは、苦戦を強いられた。
特に、帝国軍の誇る、「魔導兵器」と呼ばれる兵器は、強力な魔法攻撃を放ち、レオたちを苦しめた。
「(…くそっ…!)」
レオは、歯噛みした。
このままでは、帝国軍に押し負けてしまう。
何か、打開策はないか?
レオは、必死に考えた。
そして、あることを思いついた。
「(…そうだ…!)」
あの力を、使うしかない。
「百獣の王!!」
レオは、再び、百獣の王のスキルを発動した。
光が収まると、そこに現れたのは、巨大な鳥、不死鳥だった。
不死鳥
不死鳥は、炎を身に纏い、空を舞い上がった。
その姿は、まさに、炎の化身だった。
「(…行くぞ…!)」
レオは、不死鳥の力を使って、帝国軍に攻撃を仕掛けた。
不死鳥は、口から灼熱の炎を吐き出し、帝国兵を焼き払う。
翼を広げ、突風を巻き起こし、帝国兵を吹き飛ばす。
その力は、まさに、天災のようだった。
帝国軍は、不死鳥の圧倒的な力に、為す術もなかった。
魔導兵器も、不死鳥の炎の前には、無力だった。
「(…今だ…!)」
レオは、不死鳥の力で、帝国軍の陣形を破壊した。
そして、マリーとカーシャが、その隙を突いて、帝国兵を倒していく。
3人と1匹の連携攻撃に、帝国軍は、完全に混乱した。
兵士たちは、我先にと逃げ出していく。
レオたちは、逃げる帝国兵を追うことなく、その場に立ち尽くした。
「…終わった…」
レオは、呟いた。
グランディ帝国との戦いは、こうして、終結した。




