ep 28
各国を巡る旅に出たレオたちを待ち受けていたのは、友好的な歓迎ではなかった。
ある国では、宿屋に泊まったレオが、夜中にアサシンに襲われた。
暗闇の中、忍び寄る殺気。
レオは、咄嗟に百獣の王のスキルを発動し、熊へと変身した。
巨体を生かした攻撃で、アサシンたちを蹴散らす。
しかし、油断した隙を突かれ、背後から忍び寄るアサシンの一撃が、ラックに迫った。
「ラック!!」
レオは叫んだ。
間一髪、ラックを庇い、攻撃を受けたのは、レオ自身だった。
倒れ伏すレオ。
アサシンたちは、好機とばかりに、次々と襲い掛かる。
マリーとカーシャは、必死にアサシンたちに応戦するが、多勢に無勢。
徐々に追い詰められていく。
その時、倒れていたレオが、ゆっくりと立ち上がった。
「…まだ…やらせない…!」
レオの瞳は、怒りに燃えていた。
再び、熊へと変身し、アサシンたちをなぎ倒す。
しかし、その場に、ラックの姿はなかった。
「ラック!!」
レオは、周囲を見渡した。
そして、ついに、ラックが連れ去られたことに気づいた。
「…くそっ…!」
レオは、怒りを爆発させた。
アサシンたちは、ラックを連れて、姿を消した。
「(…必ず…ラックを…取り返す…!)」
レオは、心に誓った。
こうして、レオたちの旅は、思わぬ方向へと進むことになった。
各国との誤解を解くはずが、逆に、新たな敵を生み出してしまった。
そして、大切な仲間、ラックを奪われてしまった。
レオたちは、この試練を乗り越え、ラックを救い出すことができるのだろうか?
彼らの戦いは、まだ終わらない。




