ep 26
最後の試練、そして…
ダンジョンの最奥にたどり着いたレオたち。
しかし、そこに待ち受けていたのは、想像を絶する強大な敵だった。
ハイドラ
九つの頭を持つ巨大な蛇、ハイドラ。
その威圧的な姿は、レオたちを絶句させた。
ハイドラは、それぞれの頭から毒液や炎、雷などの様々な攻撃を放ち、レオたちに襲い掛かってきた。
「(…なんて強さ…!)」
レオは、ハイドラの圧倒的な力に、冷や汗を流した。
このままでは、勝ち目がない。
何か、打開策はないか?
レオは、必死に考えた。
そして、あることを思いついた。
「(…ドラゴン…!)」
ハイドラに対抗するためには、同じく強力なドラゴンに変身するしかない。
「百獣の王!!」
レオは、再び百獣の王のスキルを発動した。
光が収まると、そこに現れたのは、巨大なドラゴンだった。
ドラゴン
ドラゴンは、ハイドラを見据え、咆哮を上げた。
「(…行くぞ…!)」
レオは、ドラゴンの力を使って、ハイドラに戦いを挑んだ。
ハイドラは、九つの頭から様々な攻撃を繰り出すが、ドラゴンは、それを巧みに回避し、反撃していく。
ドラゴンの炎がハイドラを焼き払い、ドラゴンの爪がハイドラの体を切り裂く。
マリーとカーシャも、ドラゴンを援護するため、ハイドラに攻撃を仕掛ける。
マリーの槍がハイドラの首を貫き、カーシャの魔法がハイドラを焼き焦がす。
しかし、ハイドラは、倒れてもすぐに再生する。
「(…再生能力…!厄介だな…!)」
レオは、ハイドラの再生能力に苦戦を強いられた。
このままでは、長期戦になる。
何か、一気に勝負を決める方法はないか?
レオは、再び考えた。
そして、あることを思いついた。
「(…弱点…!)」
ハイドラには、必ず弱点があるはずだ。
レオは、ハイドラの体を隅々まで見渡した。
そして、あることに気づいた。
ハイドラの首は、それぞれが繋がっており、一番下の首が本体となっている。
「(…あそこだ…!)」
レオは、ハイドラの弱点を見つけた。
ドラゴンは、急降下し、一番下の首に狙いを定めた。
ハイドラは、慌てて攻撃を仕掛けようとしたが、ドラゴンの方が早かった。
ドラゴンの爪が、ハイドラの一番下の首を掴み、引きちぎった。
「グギャァァァァ!!!」
ハイドラは、断末魔の叫びを上げ、崩れ落ちた。
レオは、ドラゴンの姿から元の姿に戻り、地面に倒れ込んだ。
マリーとカーシャは、レオに駆け寄り、抱き起こした。
「レオさん、お疲れ様!」
「本当に、強かったわね」
レオは、二人に笑顔を見せた。
「ああ。二人とも、ありがとう」
こうして、レオたちは、ハイドラを討伐し、ダンジョンを攻略した。
街には、再び平和が訪れた。
人々は、レオたちを英雄として称え、感謝の言葉を贈った。




