ep 25
ダンジョンに突入したレオたちを待ち受けていたのは、想像を絶する光景だった。
無数のミノタウロス
ダンジョン内部は、巨大な空洞になっており、そこには無数のミノタウロスが蠢いていた。
「な…なんて数…!」
マリーは、あまりの多さに言葉を失った。
「こりゃ、骨が折れるわね…」
カーシャも、覚悟を決めた表情で言った。
ミノタウロスたちは、それぞれが巨大な斧を手に持ち、獰猛な目を輝かせている。
その数は、優に百を超えるだろう。
「(…やるしかない…!)」
レオは、覚悟を決めた。
この状況を打開するためには、百獣の王の力を使うしかない。
「百獣の王!!」
レオの体が光に包まれ、巨大な姿へと変わった。
サイクロプス
レオが変身したのは、一つ目の巨人、サイクロプスだった。
サイクロプスは、ミノタウロスたちを見下ろすように立ち、その巨体から放たれる圧倒的な威圧感で、ミノタウロスたちを威嚇した。
ミノタウロスたちは、サイクロプスの出現に戸惑いを隠せない様子だったが、すぐに我に返り、一斉にサイクロプスに襲い掛かった。
しかし、サイクロプスの力は、ミノタウロスたちの攻撃を遥かに凌駕していた。
サイクロプスは、巨大な腕を振り回し、ミノタウロスたちを蹴散らしていく。
その一撃は、ミノタウロスたちを数メートル吹き飛ばし、地面に叩きつけた。
ミノタウロスたちは、次々とサイクロプスの攻撃に倒れていく。
マリーとカーシャも、サイクロプスの援護に駆けつけ、ミノタウロスたちを攻撃していく。
マリーの槍がミノタウロスの体を貫き、カーシャの魔法がミノタウロスたちを焼き払う。
サイクロプス、マリー、カーシャの連携攻撃により、ミノタウロスたちは、徐々に数を減らしていった。
そして、ついに、全てのミノタウロスが倒れた。
レオは、サイクロプスの姿から元の姿に戻り、息を切らせながら、周囲を見渡した。
「…終わった…」
マリーとカーシャは、レオに駆け寄り、労った。
「レオさん、お疲れ様!」
「本当に、助かったわ」
レオは、二人に笑顔を見せた。
「ああ。二人とも、ありがとう」
こうして、レオたちは、無数のミノタウロスを打ち倒し、ダンジョンの奥へと進むことができるようになった。
しかし、ダンジョンには、まだまだ多くの脅威が潜んでいる。
レオたちの戦いは、まだ終わらない。




