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謎の少女 2

顔面を踏まれたことに対しては、しぶしぶ納得したハヤテだが、何故この女の子が魔法を使えるのかは謎のままで


ハヤテ「それで、君は一体何者なんだ?」


??「ん~君と同じ16歳のかわいい女の子だよ」


彼の質問に対し、ふざけ


??「あ?」イラッ


、、可愛らしく答える女の子

(ぶっねー。何でこっち(作者)に干渉出来んだよ!!)


ハヤテ (かわいい女の子は、顔を蹴らないけどな!)


??「なんか言った?」



ハヤテ「いいえ、何にも」


など、しばらく適当な会話を交わしていると、座りながら花を触っていた女の子が急に立ち上がる


??「あ、帰らなきゃ」


急な事に驚きつつも、怪我のお礼がまだと思い止めようとしたが、時すでに遅し、姿は見えない


「おーいハヤテ」


背後から聞こえる声。振り返るとアルトの姿


ハヤテ「どうしたんだ?そんなに息を切らして」


疑問に思ったハヤテはアルトに聞く


アルト「どうしたもこうしたも、こんな遅くまで何をやっていたんだ!」


ハヤテ「え?」


ハヤテが空を見上げると 先ほどまで見た光景とは一変、星が輝いていた


ハヤテ「う、うそだろ」


先ほどまで見た光景。ブラックベアー、謎の女の子、それに匹敵するほどの出来事を目の前にした彼は、 驚くことしか出来なかった


アルト「ほら、突っ立てないで行くよ」


ハヤテ「あ、女の子」


ハヤテの手を引っ張り、村へ戻ろうとしたアルトだが、ハヤテは村の反対方向を見て呟く


アルト「女の子がどうかしたの?」


ハヤテ「さっきまで、女の子がそこにいたんだよ」


ハヤテはことの経緯を説明した


アルト「にわかには信じられないな。これは、ブレスレット?」


ハヤテ「あぁ、さっき倒したやつのドロップ品だ」


その時ハヤテは、あることを思い出した。 それは当然のことで、普段ならば真っ先に気づくこと


ハヤテ「アルト落ち着いて聞いてくれ、俺は話してるうちにあることに気がついた」


アルトは興味を持ち、少し前のめりになった


ハヤテ「俺はあの女に歳なんて言っていない」


アルト「ん?どう言うこと」


ハヤテ「いや、本当にどういうことだ?」


先ほどまで全く疑問に思わなかったことが、 頭を駆け巡る。


ハヤテ「俺はあの女に歳を教えていない。なのに、なのにあの女は俺のこと16歳と当てたんだ!」


まるで狐につままれたような感覚。頭の中に、もやがかかる。そんな気分だ


アルト「...やっぱり疲れてるんだよ。最後に剣を振り回さなかったのはいつ?」


ハヤテ「覚えてない...」


彼は毎日欠かさず剣を振るった。己のために、いや違う。アルト、もとい仲間を守るためだ


アルト「......」


アルト「家に帰ろ」


ハヤテ「わかった」


アルトはハヤテの連れ、家に向かった

ハヤテが先程まで見ていたのは何だったのだろう?

あの少女なら何か知っているのでは?

知りたいー!

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