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プロローグ

この物語は私が見た夢を参考に書いています。

楽しそうに手を繋いでいる二人の少女がいた。


一人は遊びのアイディアを持ってくる。もう一人はひたすら着いてきている。何処へ行くのも二人一緒。二人一緒なら何も怖くない。指切りをしてずっと一緒だよ、と約束をした。こんな毎日が続くだろうと思っていた。願っていた。なのに何処で間違えたのだろう。壊れてしまったのだろう。

いつの間にか嫌うように、話さなくなるようになってしまった。


これは遠い国の壊れかけた姉妹が体験した不思議な物語。

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