「一話 フツウの屑」
初めまして。迫 龍也です。
これから色んな小説を書いていこうと思っています。
俺は都会とも田舎ともいえない地方の高校に通い、たまに帰り道に友達と遊ぶ。
そんなごくフツウの高校生だ。
そう、ただただ学校に通い、友達と遊んで帰る、それが世の中ではフツウというらしい。
だが俺にはフツウの定義が分からない、なぜなら俺は「いわゆるクズ男」、自分の私利私欲のために女を手玉に取る。それが俺のフツウなのだから…
「一話 フツウの屑」
「はっっ!!」
俺は起きたら一人の女の子と一緒にベッドに横たわっていた
「どうしたの?ユウジくん」
「いいや、何でもないよ♡」
(えっと~、この人誰だっけ…)
「ホントに大丈夫?不安だったらハナがついててあげるよ?」
(あ~そうだった、ハナだっけ(笑))
「大丈夫だよ、ハナちゃん♡」
「俺、用事あるから先に帰るね、今日はありがとう♡」
「イヤだ~、まだ一緒にいたい~」
(めんどくせー女だなー)
「また今度ね♡」
「む~、分かった…」
(こいつももう駄目だなー、次の女用意しよー)
そう思いながら俺は部屋を出た。
みなさん、お気づきなられただろう…
そう!俺、春野悠司はまごうことなきフツウの「クズ」なのだ。
もう一度言う、「フツウ」のクズなのだ。
「さぁて、次はどの子にしようかな~」
俺はスマホを取り出し、自分で作った「高校の可愛い女の子リスト」を一通り見た
(うわぁ、いい子全然いねぇ…)
「仕方ない、他校で探すとするか~」
(タッ!タッ!タッ!タッ!)
「ハァ…ハァ…」
「助けてください//」
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