表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

72/105

ぼくとおばあちゃんちとファミコン

一晩中エアコンつけっぱなしでも喉がやられなくなってきた。

これって喉痛み抑えのスキルがあがったってこと?

父方のおばあちゃんちは、

実家から徒歩15分で割と近かったので

小学生の、まだ1人でお留守番出来ない時、

よく預かってもらったように思う。


いくのはあまり嫌じゃなかった。

それはゲームをめちゃめちゃ、やれるから(笑)


自宅では1日1時間という定め(カルマ)から逃れられないでいたが、

おばあちゃんちでは無限大タクヤだった。


いくつかお気に入りのゲームはあったが、

悪魔城ドラキュラくんは、難しすぎず、簡単すぎず、なんというか、

ぼくにゲームを教えてくれた存在である。


ロックマンくらいになるともう難しい。

ドラキュラくんの難易度はわいわいワールド2と同格くらいかな。

悪魔城ドラキュラのパロディみたいな優しいタッチのゲームで、

そういう意味でもお子様向けだったように思う。


ドラキュラくん以外には、熱血硬派くにおくんとか、ソンソンとか、

キャッスルクエスト、クインティなんかをやっていた。


というか、そうやって今思い返すに、つまり、


たくさんゲームができた=おばあちゃんも別に孫に興味なかったんだろうな。

そんなにね。いい意味でね。(どんな意味だ。・・;)


おばあちゃんとあまり対話した記憶もないしな。


でも両親とも働いていたから、割と預けていて。

逆にいうとよく預かってくれたのは有難いなって思う。


門を開けて、少し長くて急な階段を昇って、玄関について。

玄関あがってまっすぐいくと居間。

まっすぐじゃなくて右に行くとファミコンがある部屋。

居間のさらに奥へ行くと仏壇の部屋。

居間から階段を上がると寝室の部屋。


今考えるとすごい広かった気がする。妹弟と、かくれんぼでもしてたんかな。

今でも室内構造を鮮明に思い出せるわ。俯瞰的に。


おばあちゃんちでは、ごはんにお味噌汁をかけて食べるネコマンマも学んだ。

(子供の時以来たべてないけど。)


だされたイチゴを全部たべて怒られたり。

(おばあちゃんの分を取っておくという発想がなかった点については、小学生ながら軽率だし、猛省すべきだとは思う。が当時はマジでそういう発想がなかったんだろうな。)


でも今では、そこに住んでいた未婚のおじさん(父の弟)もおばあちゃんも

人気者だから異世界に召喚されて。

あんな田舎じゃ家(&土地)の買い手もいなくて。


とても切ない。嫁の家と繋がった反面。祖母とは切り離され疎遠になる。

そういうものなのかもしれないけどね。


本当に怖いのがぼくの親が召されたときよ。

まじどうするよ。

喪主なんかできんよ。長男だけど。


考えるのもおぞましい。でも二人とも割といい歳で。

考えたくはないけど。考えなきゃいけない時期でもある。



なんてなぁ。これが人生って名のロープレか。


それではまた:->

評価やブクマよろしくお願いします♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ