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掌編小説集3 (101話~150話)

カフン

作者: 蹴沢缶九郎

公園の花壇付近で鬼ごっこをしている子供達に老人が注意した。


「こら、君たち。カフンが飛ぶから別の所で遊びなさい。」


「カフンなんか大丈夫だよ。」


子供達は我関せずで老人の注意を聞かない。その時、花壇に植えられてある一輪の花が花びらの裏側、付け根の辺りから「プゥ」という音と共に花糞(かふん)を排出した。花糞は不快な異臭を周囲に漂わせ、風に吹かれて舞い上がる。


「うわ、臭ぇ!!」


あまりの強烈な臭いに子供達や老人はその場を逃げる様に離れたのだった。

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― 新着の感想 ―
[一言] フフッとさせて頂きました。 そしてなぜ花壇に植えたし。
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