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第30話【続・マドイ】

 ヌマッチが勝手に店を選び、話す二人を誘導する。

 入ったのは洋食丼ランチが有名な店だった。量が多く、さらに大盛りの指定も無料で出来る。

 席に着き、メニューを大騒ぎしながら決めたあと、幸田が話を蒸し返した。


「ユーさんて、相当モテてるぞ?中緒も少しは見習えば?あんなにしょっちゅう一緒にいるんだから。部屋に連れ込んだりしないの?お前んとこ寮長おらんのに」

「そんなことしないな。それどころか、オレが誰か部屋に入れるだけで、子供みたいに怒るし。こないだエーチロが来たときも酷かったな……」


 昼間っからビール片手に語り始めるダメな院生3人は、首を縦に振りながら話を続ける。


「子供?ユーさんが?あの人、そつないし、大人じゃない?性格は……若干曲がってそうだけど。文学部に顔出したときとか、滅茶知り合い多いし、プチ修羅場とか作ってたし。ああいう人生送ってみてえよ」

「プチ修羅場って?」


 ヌマッチはユズハとそんなに面識があるわけじゃないらしく、どんな人物かよく判っていなかった。


「いや、たまたまユーさんとうちの彼女と、その友達と一緒に学食で喋ることになった訳よ。そしたら、その彼女とユーさんがつき合ってた……訳ではないらしいんだけど、いろいろあったらしいのな」

「おお!!そこで修羅場?『私のこと弄んだくせにー!!』とか?!」

「いや、そこは大人の対応をだ……」

「なんだ、つまらん」


 舌打ちしてビールを一気のみするヌマッチ。ドラマに文句を付けるおっさんの姿だ。


「で、何がプチ修羅場?」

「だから、そこにもう一人女が現れる訳よ。で、ユーさんはその新たに現れた女にも、彼女の友達にもフツーの対応なわけ。で、ユーさんは携帯に呼ばれて席を立ったわけだ。そしたら、その二人の女が怖いのなんの。直球勝負の嫌味合戦よ!オレも彼女も冷や汗がとまんねえの!!」

「きゃー!!女はえぐい!えぐいよねー!!ユーさん、クール!!男なら、一度はやってみたい☆」


 おねえ言葉で茶化してみせるヌマッチ。


「クールて!!古!まあ、鬼畜っちゃ鬼畜だよな。だって、ユーさんに『彼女とかおんの?』って聞いたら、『いない』、『いたことない』って言いきったからね。『モテるだろ?』つったら、『さあ?(笑)』だしよ。そのあと、学部の女とどっか消えちゃうし」

「うわー!!そしてまたあちこちで修羅場を作るわけだな?いつか刺されるぞ?て言うか、いっそ刺されてしまえ!」

「そこが、ユーさんのうまいとこだって。あの人、大人の対応なわけよ。結構まめだし、気い遣うし。狙った女は笑顔で即落とすし。まあ、そつのない人だしな」

「だよな。年下に見えんのだ。幸田と同じ年っつーのも信じられんし。大人っぽいっつーか」

「一つしか違わないじゃんよ。ユーさんて、こないだも合コン連れてったら、即お持ち帰りしてたし」

「即て?」

「いや、なんか、早く部屋に戻らないといけないからって言って、先に抜けるとは言ってたんだ。戻らないとって言うのが理解不能なんだけど。で、7時始まりの合コンで、8時にはいなかったな。女一人しっかり連れて」

「何、そのスピード!尊敬通り越して怖ええって」


 その様子を、ナギは黙ってじっと見ていた。


「どした、中緒?……あ、噂してたの、ユーさんには言わんどいてくれよ?」

「いや……なんか、別人の話を聞いてるようでさ」


 ぼんやりと、彼の姿に霞がかかって見える。


「別人?誰が?」

「だから、幸田が話してるユズハと、オレが知ってるユズハ。完全に別人」

「連んでるくせに、なに言ってんだ。……ああ、モテると思ってなかったって言ってたから?まあ、ユーさんて、見かけはフツーよりちょっといいってくらいだしな。タッパはあるけど。でも、中緒みたいな顔のヤツから見たら……」

「いや、そう言うんじゃなくて。顔とか関係ないし」


 自分の顔が普通よりいいことは十分すぎるほど承知はしているが、好きかどうかは別問題だ。

 本当は、顔が良いと言われるのもそんなに好きじゃない。大抵は、マイナスの言葉とワンセットだから。


「中緒の知ってるユーさんて?」

「オレの知ってるユズハって、超がつくほど甘ったれで、子供っぽくて、感情的で、嫌味っぽくて、腹黒で、性格最悪で、行動が極端。大人ぶってるけど、バレバレ」


 昔々、まだまだ彼らが子供だったころ。一人になったとき、小さな背中を見せたまま、扉の前で立ちつくしていた彼を思い出す。

 その背中にナギは手を伸ばし、手を重ねて、一緒にいた。

 あのころより人当たりは良くなったけど、ナギの中ではユズハはその時のままだ。


「その方が別人みたいだよ。中緒の前のユーさんて、そんなんなの?」

「……なんだよ、それ。ユズハはユズハじゃん」

「いや。ユーさんて、中緒の前では違う顔するからさ。初めて文学部の方で二人で話をしたとき、驚いた覚えあるもん。そこまで極端に別人とは思ってなかったけど」


 ナギは、自分の前とそれに関係した人たちの前以外のユズハを知らない。彼が自分に対して押し殺していた感情があることを知ってはいるけど、それ以上は、何も。

 以前のナギなら、きっと自分の目の前にいるユズハを本物だと感じていただろう。


 でも、今は。


「ホントは、ユズハってそう言うヤツなのかもしれないな」

「いや、そうじゃないだろ?どっちもユーさんだよ。人によって態度を変えることなんて、普通じゃねえか」


 幸田の言葉に、頷くナギ。


「……あれだ。幸田は彼女の前では態度がころっと変わるから。甘ったれ」

「うっさいな。そんなことねえって!」

「あー……ユズハも女の前ではころっと態度と変えてんだろな」


 ナギはただ溜息をつく。

 どうしてだか知らないが、彼は自分にそう言う側面のあることを隠していた。そうして隠しているであろう出来事に、何件も思い当たるフシがあるのが、ナギに深い溜息をつかせる。


「どっちかっつうと、中緒の前でだけ変えてるって感じだけどな。別に、合コン行っても、いつも通りだし」

「意味がわかんねえ」


 まだ、今朝の彼の重みをはっきりと思い出せるのに。何だかユズハが遠くにいたかのような錯覚を覚えた。




「……判んない」

「ただ、判んないじゃなくて。何がどう判んないのか説明してよ。明日テストでしょうが?」

「……カナタ、オレも判んない」

「オレもオレも」

「だめ。説明してから」


 学園からほど近いファミレスの奥のボックス席で、カナタだけが向かいの椅子に座り、マドイ、エイジ、レイの3人が並んでノートを広げていた。明日は美術科も普通科も中間テストの最終日だった。教科の時間割も全く一緒だったので、みんなでカナタに勉強を教えてもらっていた。


「今までヒジリさんと勉強してきたの?」


 マドイがいるのに、ヒジリがいないことに、意気消沈気味のレイ。彼女がいると思って、勉強会に参加してみたのに。


「うん。でも、高校入る前は、ユーちゃんと兄さんに教えてもらってた。二人とも、頭いいの」

「そうなんだ。田所さんは判るけど……」


 うっかり全員で頷いてしまう。


「でも、ナギさんと田所さんて、高校まで一緒だったんだろ?」

「うん。ユーちゃん頭良かったから。兄さんに教えてたんだって、高校受験の時とか。すごいスパルタで。小さいときだったからあんまり覚えてないけど、兄さんがそう言ってた。大学受験の時は……ユーちゃんは嫌がってたから。夏くらいまでは勉強見たりしてたけど」

「何でだろうね。4年間、道場のことも、田所さんのことも、忘れてたわけじゃないのに。田所さんはナギさんに怒ってたんだ。だから、もしかしたら、受験の時から怒ってたのかもね」


 さらっとそう言ったカナタに、複雑な表情を見せたのはエイジだった。

 ユズハがナギに怒っていたのだとしたら、理由はただ一つしかなかった。

 少なくとも、エイジには一つしか思いつかなかった。


「ユーちゃんは、子供っぽいとこがあるから。駄々こねてるだけよ」

「……子供っぽいねえ。あの人ほど裏表のある人はいないけどな」


 子供のようなマドイがそう言うのを、何だか兄の気分で眺めるエイジ。彼には小学生になる前の妹がいるけれど、彼女を見ているとその妹を見ているような気分になる。

 だから、彼女を憎めないし、嫌いになれない。どちらかというと彼女のことが好きなのだ。

 それが、彼の心をますます複雑にする。


「エイジ、ユーちゃんにはね、裏表があるわけじゃないよ。あの人はただ、自分に正直なだけなの。子供っぽいところも、うまくやってこうと思ってるところも、隠さないだけ。だって、兄さんといるときは自分らしくいてもいいって思えるって言ってた」

「……あれが、自分らしい……?」


 嫌な顔をしたのはレイだった。エイジは黙っていた。彼はそのユズハの態度を良く理解している。

 だからこそ、ユズハは彼のそばにいることを何より求めるのだと。


「だから、私はユーちゃんのこと好きだよ」


 その言葉に他意がないと理解しているとはいえ、カナタの心が少しだけ波打つ。


「マドイには優しいんだね」

「うん。ユーちゃんも、兄妹みたいよ」

「でも、オレには冷たかったかな」

「そう?なんかしたの?ユーちゃんに」

「ちょっとね」


 カナタらしくない、人の悪い笑顔だった。その笑顔に、今度はエイジの心が揺れる。


「それより、明日テストですけど。ヒジリさんと別のクラスになっちゃうよ?」

「……だから、判んないです」


 ちょっとだけ泣きそうな顔でカナタを見つめるマドイ。それを見て、カナタが笑顔になる。

 レイはその様子を見ながら、色気がないなあ、なんて思っていた。

 この二人はホントにそう言う関係じゃないと、理解できてしまう程度には。


「なあ、オレ達は実技が出来たらいいと思わないか?」


 目の前の問題を考えるのをやめたエイジが、力強くそう言った。


「そんなこと無いよ。後々絶対に必要になるよ。……って、ナギさんが言ってた」

「説得力がないけど……あるのか。でも、勉強とか出来るイメージ無いじゃんよ、あの人。本とか読まなさそうじゃん!計算とかしなさそうじゃん!」

「本はものすごくたくさん読むよ。ナギさん達の部屋って、本だらけなんだ。二人ともすごい量読むから。てか、せっかく過去問から問題集作ったんだからさ、ちゃんとやってよね」

「いや、もう、前回のテストでは本当にお世話になりました」


 机に手をつき、へこへこと頭を下げるレイとエイジ。


「だろ?オレだって頑張ったんだから。美術科は2クラスしかないんだから、落ちたらみっともないよ?仮にもAクラス」

「なんか、最近カナタがスパルタ……」

「中緒兄みたいになってきた。悪影響だ」

「悪影響じゃないわよ。……スパルタだけど」


 目の前のノートと問題集から目をそらしつつ、溜息をつくマドイ。


「ヒジリさんと同じクラスになるんでしょ?」

「……はい」


 力無く返事をしたあと、しどろもどろになりながら判らないところを説明し始めるマドイ。その言葉の一つ一つを丁寧に取り上げ、説明をしていくカナタ。


「……なんか、子供に教えてるみたいだけど、判りやすいな、カナタの教え方って。てか、根気いるよな。すげえね、実は」


 カナタの教え方は、彼のマドイに対する態度そのものだった。


「そうでもないよ。オレの復習にもなるし、ちょうど良いくらい。時間、もらってるから」


 そう言って、マドイに微笑むカナタ。マドイも彼の言葉に笑顔で返す。

 二人の間に流れる空気の重さに、エイジ達は僅かだけれど壁を感じた。


「あ、ごめんね、携帯。ユーちゃんから」


 携帯片手に、カナタの様子を伺うマドイ。カナタは黙って携帯に出るように促す。


「なに、田所さんからって、良くかかってくんの?」

「うん。3日に1回くらいは。一緒にいるときとかもかかってくるよ。なんか、ホントにお兄さんみたいだよ。目の中に入れても痛くないって言う感じ?ナギさんも溺愛してるしね。あの二人、マドイにはホントに甘いんだ。完全に子供扱いだけど。……ヒジリさんの方が妹なのにね。彼女はちゃんと、年相応の扱いなのに」


 ナギはともかく、ユズハの彼女に対する扱い方が年相応かどうかは、疑問が残るエイジだった。


「なあに、ユーちゃん。テスト勉強?ちゃんとやってるよ。うん……。いいよ、カナタに教えてもらうから。うん。じゃ」


 あっさりと電話を切るマドイに驚くエイジ。


「田所さんは頭いいんじゃなかったっけ?」

「でも、カナタがいるもの」


 そう言って、カナタを見つめる。彼もまた、笑顔で彼女の視線を受け止める。


「……なんじゃそりゃ」


 気恥ずかしいのか、レイが照れくさそうに眉をひそめた。何だかカナタとマドイの様子が初々しすぎて、見ていられなかった。


「……なあ、お前、こんなの毎回見せつけられてたの?てか、つき合ってないのはよーっくわかったけど、それ以上に恥ずかしいじゃんよ」


 思わず、隣にいたエイジに、耳打ちをする。カナタとマドイは、気にせず問題を解き続けていた。


「だから、最近は2人っきりだったろうが」


 2人の関係は不愉快だけど、まっすぐで、子供のようで、素直なマドイのことを、やっぱり嫌いになれない。

 カナタのためには、彼女と一緒にいる幸せな時間を大事にさせた方がよいのだと。エイジは良く理解している。


「……空気が爽やかなのに甘すぎて、オレ、耐えられそうにない……」


 頭を抱えるレイ。テスト勉強1割、ヒジリ9割の目的でこの場に来ているのだから、挫折するのは早かった。

 陽が暮れていき、窓の外がオレンジ色に染まり始めていた。


「マドイちゃん!どう?はかどってる?」

「ヒジリちゃん!!」


 現れたヒジリを、思わず立ち上がって歓迎するレイ。その様子に、さすがに引くヒジリ。


「うん。はかどって……ないみたい」


 マドイはヒジリの言葉に笑顔で答えようとしたが、カナタの引きつった笑顔を見て台詞を変えた。


「ヒジリさん、テスト勉強しなくていいの?」


 わざわざこんな時間にマドイを迎えに来たヒジリに、エイジが聞いた。


「してますよ。でも、今日は部活の打ち合わせがあったから。今日から大学部が休みになるから、それにあわせて」

「部活って何してんの?」

「演劇部。文学部の演劇サークルと合同で」

「へー。オレ、1年のころに撮影の補助で呼ばれたことあるよ。そんときいなかったよね?」

「うん。今年からだから」


 話の弾む二人を見て、レイが嫌そうな顔をする。

 それに気付いて、エイジが苦笑いをして見せた。


「……あれ?兄さん??今日帰るって、さっきユーちゃんが言ってたばかりなのに」


 マドイが窓の外を指さす。その先を、ヒジリの視線が追う。

 すっかり暗くなった空の下、街灯の下をナギが一人で歩いていた。

 『そうきや』という沖縄風カフェバーに入ったのを、ヒジリは見届けた。


「一人で……?誰かと待ち合わせしてるってことよね?」

「まあ、あの店カウンターとかないし、一人で入るような店じゃないしね」


 レイは入ったことがあるのか、内部の説明をしてくれた。

 ヒジリは、そわそわした面持ちで椅子に座ったまま、机を見ていた。しかし、どうしてもナギの入った店の方を見てしまう。


「ユズハが言ってたって?」

「うん。さっきユーちゃんから電話があったの。明日からしばらく道場に戻るから、一緒にご飯でも食べないかって。今夜遅くに出発するって。ついでにテスト勉強も見てやるって言ってくれたけど」


 ヒジリの表情が変わる。

 マドイはその顔を見て、戸惑ったような笑顔を見せる。


「大丈夫だよ」


 マドイが、隣に座るヒジリの手を握る。

 その様子を、エイジが嫌そうな顔で見ていた。彼はばれないように、向かいに座るカナタの様子を伺う。カナタはいつも通りに見えた。


「……梶谷先生!?」


 レイが呟く。

 ナギが店に入ってほどなくして、コトコが彼の手を引いて店を出てきた。

 端から見る分には、彼を強引に彼女が引っ張っているように見えたけれど、彼は抵抗していなかった。

 ヒジリが立ち上がりそうになったのを、マドイが諫め、再び笑顔を見せた。

 代わりに立ち上がる。


「大丈夫だよ。ヒジリはここにいて?私、見てくるよ」

「ダメだよ、マドイ。ここにいて、時間がないんだから、続きを」


 そう言ったのはカナタだった。


「……でも」

「大丈夫だよ」


 反抗するマドイに、カナタは彼女がしたように、笑顔を見せた。


「ナギさんはね、オレに言ったんだ。『今はこの手の中にいる連中と、そうやって関係を築いていくのに精一杯』って。君達姉妹と、実家の道場と、田所さんで精一杯、なんだって。友達は友達、家族は家族……なんじゃないのかな、今のあの人は」


 マドイは黙って、カナタを見つめる。ヒジリは、そんな二人を交互に見つめた。


「だから、大丈夫だよ。心配しないで、心配かけないようにしようよ」


 カナタの手が、マドイの右手に触れる。

 その行為に、マドイの心が少しだけ揺れた。それを誰より敏感に嗅ぎ取っていたのは、ヒジリではなく、エイジだった。


「……大丈夫……だって」


 苦笑いをヒジリに向ける。


「マドイちゃんがそう言うなら」


 ナギの言葉を伝えたカナタではなく、マドイに笑顔を向けるヒジリ。


「……なんか、よく判んないけど、すげー顔が熱くなるんですけど。なんで??恥ずかしい……」

「うん。みなまで言うな。オレも恥ずかしいから」


 レイの言葉に、エイジが眉をひそめながら応える。

 カナタの顔も、マドイの顔も、見ることが出来なかった。

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