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第9回 石丸市長が往く 都知事選① ジャイアント・キリング

作者: シンキ ジン

第9回  石丸伸二が往く 都知事選① ジャイアントキリング (2024年6月21日)


 東京都知事選が始まったわけですが、石丸伸二前市長が泡沫候補から小池、蓮舫に次ぐ

第3の候補に格上げされた印象となっています。

 ネット界隈での石丸人気は高かったですが、地上波テレビ局などは、黙殺を決めこんでおり、テレビで取り上げられるようなことも、ありませんでした。その潮目が変わったのは、6/15の渋谷での街頭演説だったように思います。やっぱり、石丸さんは演説が抜群に上手かったですね。集まった聴衆の支持をがっちりと掴んでいる印象でした。そしてその映像がユーチューブ等のSNSに拡散されています。

 こういった街頭演説では、集まった聴衆は組織的に動員されている場合が多いのですが、この日は全くなかったのではないかと思いました。自発的に集まった石丸ファンが中心となって、周囲の人々を巻き込んでいたと思いました。マスコミも注目するしかいない、パワーがあったと思います。

 そして、6/19の共同記者会見で石丸候補は小池、蓮舫候補に次ぐ第3の候補として完全に認知されたと思います。小池、蓮舫、石丸、田母神候補の4名による会見だったんですが、石丸候補を強く印象づけていました。プロジェクションマッピング事業の完全否定は良かったですね。あれほど無駄な事業はないかと思うのですが、どういった利権があるのか勘繰りたくなりますね。また、政治資金パーティも開催しないと明言していましたが、これも良かったですね。

 田母神候補ですが、主義主張以前に活舌の悪さとか目立っちゃいましたね。これから4年間、知事を勤めるのは、年齢的にちょっと厳しいだろうという印象でした。

 小池候補ですが、活舌良く話すのですが、内容はどこか上滑りしている印象でした。ライターがいるのは確かだと思いますが、その内容もよく理解していないかと邪推しています。石丸、蓮舫候補は自分の言葉で話している印象ですが、小池さんはあきらかに準備不足ですね。だいたい3期目にあたって改革を旗印にしては駄目ですね…。これまでの2期は、何をやっていたんだと突っ込まれるだけですね。改革をアップデートするって、どういう意味かちゃんと説明して欲しいです。自民党都連の応援という、ある意味『毒まんじゅう』を喰らったんだと思います。

 蓮舫候補ですが、やはり華がある印象です。この先の選挙戦で他候補に対する攻撃(批判)を封印すれば、やはり本命でしょうか。共同記者会見は無難にこなしている印象でした。

都知事選出馬の会見では自民党(小池)に対して過剰な攻撃を行い、正直なところ、厭き厭きしていましたが、世論の反応を見て軌道修正している印象でした。

 小池、蓮舫候補の一騎打ちだと思われた都知事選ですが、そこに石丸候補が割って入ってきたというのが現在の展開でしょうか。

石丸候補の勝利は、現時点ではまだまだ非現実的化と思いますが、だからといってジャイアント・キリング(大番狂わせ)がないかとも言えませんというか、あって欲しいです。

 カギは投票率でしょうか…、小池、蓮舫候補自陣営で票を奪い合って票が割れて、上振れした票が石丸候補に流れれば…、なんて夢想しています。



「GIANT KILLING」(現在63巻) 著者 ツジトモ (原案 綱本将也) 講談社


 フットボール漫画です。(主人公はサッカーとは言わず、必ずフットボールと言います)

 主人公はプロサッカークラブの監督です。古巣の弱小プロサッカークラブの監督に就任して、現役選手だったときのように、「ジャイアント・キリング(大番狂わせ)」を起こし、弱小クラブを強くしていく。また、日本代表となり世界で活躍するフットボール選手を育てていくみたいな、内容ですね。

 主人公の監督、達海猛(35歳)も一筋縄で行かいない人物なんですが、他クラブの監督たちも、まあ個性豊かで、ホント、楽しませてくれます。

 


◆「石丸市長が往く」などのエッセイは、下記のサイトでまとめて掲載していきます。


https://nikki982.com/


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