表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/7

6 ギルドカードを手に入れる!

一つ前のページでは門では身分証いらないとしていましたが、街を考えているうちにいることに気づいたので変更しました。

 


 商業ギルドから冒険者ギルドに移動する為に外に出ると、さっきのギルド職員のニコルさんがいた。


「先程はありがとうございました。」


「いいえ、買い取ってもらえたかしら?」


「はい、無事に」


 予想以上にしっかりと買い取ってもらえて良かった。まだ生活するには4万5千Lと心許ないが今後の事はまた考えよう。


 ニコルさんが冒険者ギルドまで連れて行ってくれ、中でお礼を言って別れた。


 冒険者ギルド内は想像していたむさ苦しい感じはなく人もあんまりいない。

 あたりを見渡して空いていた窓口に向かった。


「あの、ギルドカードって身分証になると聞いたんですけれど闘えなくても発行して貰えますか?」


「ギルドカードの発行ですね、低ランクでしたら薬草採取などもありますから大丈夫ですよ。発行には500Lかかりますがよろしいですか?」


「はい、じゃあお願いします。」


「では、この水晶板に手を置いて下さい。」


 言われた通りに水晶板に手を置く。

 この街に入るときにも触った水晶板と同じぽい。


「ありがとうございます、もう大丈夫ですよ。ではこの用紙に必要事項書いてください」


 渡された紙には、

 氏名、年齢を書く欄があった。


【氏名】 リオン・クロサキ

【年齢】 17歳


 日本語で書いたのにしっかりここの言語になった。

 流石ファンタジーっ!


「お願いします」


「お預かりします、少しお待ち下さいね」


 ギルド受付のお姉さんは作業をカチャカチャとしている。



「リオン・クロサキさんですね、犯罪履歴や過去のギルド登録等も有りませんでしたので、無事にギルドカード発行させて頂きますね。」



「ご説明させて頂きますね、まずランクについて。ランクは上からA、B、C、D、E、F、Gと7段階となってます。またAの中でもトップクラスになると国から与えられるSランクに上がる事になります。スタートのGランクはとりあえず登録のみ済ました状態となりますので半年以内に1回依頼を受けて頂きFに上がっていただかないとギルドカードが失効してしまいますのでお気をつけください。」


 なるほど、最低1回は受けておけば半永久のカードみたい


「このギルドカードは今後の討伐記録や達成率なども記載されていきます。勿論ギルド職員等しか見ることは出来ませんが名前などは誰でも見ることができる身分証にもなりますのでくれぐれも無くさない様にして下さいね。再発行にもお金が掛かりますので…」


「以上が簡単なギルドカードのご説明となります。最終合意の上大丈夫でしたら500Lお願いします。」


 先程売れたお金の中から500Lを出す。


「お願いします。」


「ちょうどですね、こちらギルドカードとガイドブックになります。今後のご活躍を期待しております。」


 渡されたギルドカードは日本にいた頃のプラスチック系のカードに似ている。

 カードには名前と年齢とランクが記載されていた。


「このまま依頼を受けて行きますか?」


「はい、そうします。」

 一回受けておけば半永久なのだから、忘れないうちに達成しておきたい。


「経験のない初心者さんでしたら、薬草採取をお勧めしておりますが、如何でしょうか?」


「それでお願いします。」


「分かりました。では早速説明させて頂きますね。東門から出ますとそのまま東方面に行く街道がありますので、道なりに沿って5分ほど歩いて下さい。薬草が生えているエリアがあると思いますので、そちらからガイドブックに載っている薬草を5つ採取してきて頂きます。くれぐれも森の方には入って行かない様に気をつけてくださいね。」


「分かりました。」


 街道は整備されていて、魔物は出ないらしい。ただ森に入ると魔物が出やすいらしいので気をつける様にと念を押された。


「行ってらっしゃい」


 明るく受付の人に見送られて冒険者ギルドを後にした。


2ヶ月ぶりです、、、もし見てくださってる方がいらっしゃったら申し訳ないです、、、


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ