さやか様
はぁ、、、一限は散々だった。まさかさやかがあんなに悪ノリしてくるなんてな。しかも最後俺が興奮して立てないことわかってたし。幼馴染にそういう目で見られる人なんて俺以外いないんじゃないかな?まぁ3限は体育だし露骨なことはしてこないだろう。
「あー!2限サボったなぁ恭介!」
トイレから出るところをばっちりさやかに見られてしまった。ってか絶対待ち伏せしてたろ。そんなピンポイントで鉢合わせるかよ。
「腹痛かったんだからしゃーないだろ。俺学食行くけどさやかも来る?」
「そーだもんね、お腹痛かったんだもんね!あ、ごちそうさま!」
わかりきったようにニヤニヤとした顔をして話すさやか。ほんとあそこで携帯渡していなければ、、、ん?ごちそうさま?奢んねーよ。ってか金ねーよ。
「なんで奢んなきゃいけねーんだよ、自分のお金で食べてくださいな」
「あっそー。そういう態度取るならこっちにも策があるんだけど?」
「なんだよ?」
「ねぇ、ワンちゃん、人が多い学食で思いっきり罵ってあげようか?」
「くっ!」
それは何を意味しているかと言うと俺の性癖が学校中に広まることを意味していた。罵られると勝手に体が反応してしまうため仮に食堂で罵られた場合公共の場で醜態を晒すことになる。
「500円までな」
「やったー!ありがとう私のワンちゃん!」
「だからワンちゃんやめろっての!」
「えー」
えーじゃねーんだよ。ってかほんとにやめてくれ。さやか自身自覚は無いみたいだがさやかは美少女だ。それは大学の誰もが知っていること。そんな美少女に犬扱いされてみろ。興奮するだろ?じゃなくて!
「とりあえず学食行こ」
話をぶった切って食事を優先した俺だった。先程500円って言ったのにも関わらず学食最高値の880円のスペシャル定食を頼んでぶっ殺してやろうかと思った。でもその時さやかが上目遣いで、
「また踏み踏みしてあげるから、ね?」
死んだ。この時俺は抵抗を諦めた上にさやかが物足りなさそうにしていたので杏仁豆腐まで奢ってしまった。自分の性格、いや性癖が情けない、、、
3限、4限と講義をこなしこの日は終了となった。さやかは4限が入っておらず先に帰ったみたいだった。バイトも無いので藤堂さやかの生放送をタイムシフトで見ようと心に決めて家に帰ったのだったが、、、
俺は家の前に人影があるのを確認した。まさか、、、
やはり思っていた通りさやかだった。何故かリュックサックなんて物を持って。
「何か用?」
「いやぁそれが家帰ったのはいいんだけど朝のやりとりあやか見てたでしょ?どうやらまどか姉に言っちゃったみたいでそしたらまどか姉が突然私の鞄に荷物詰め始めて、今日は恭介君のとこで泊まってきなさいって放り出されて、、、どうしよう私風美家からハブられちゃったよ!」
風美三姉妹。ご近所の中では有名な姉妹だった。長女のまどかさんは今年で23歳になる大学生。この人はなんていうか、、、エロい。毎回さやかの家に遊びに行った時息子が暴発しかけたか、、、抜群のプロポーションを持ちそれを武器に男を手玉に取ってるってさやかが言ってたっけ。そりゃFカップの美少女とか反則だよな。そして次女のさやか。大学のミスコンで最優秀賞を取るなど容姿端麗で性格も良し。欠点を上げるとすれば悪ノリが多いぐらい。あ、本人には言えないけど胸はないですよ。最後に三女のあやか。少し歳は離れて現在小学5年生の11歳。性格は天真爛漫で会う度に元気よく挨拶してくれるし常に明るいって感じ。美人な姉の血を引いているのもあってすでに学校ではモテモテでファンクラブがあるとかないとか。
話を元に戻そう。まどかさんの性格上さやかをうちに送り込んだ理由は1つしかない。面白そうだから。これしかないと思われる。まぁ家ずっと入れないのも可哀想だし入れてやるか。泊まらせる気はないが。俺個人の時間がなくなっちまうからな。
「しゃーねーな。とりあえず泊まらせる気はないけど部屋入れよそこにいられても困るし。あ、ちょっと待っててね掃除だけさせて」
「ほんと!ありがとう!うん待ってる!」
俺は素早く床に落ちていたエロ本などをベッドの下に放り込み最大スピードでコロコロをかけた。
「入っていいよ」
「お邪魔します!んー、シンプルな部屋なんだね。もっとポスターとか貼ってるものだと思ってたよ」
「まぁ俺趣味とかほとんどねーしな、っておい机の中を漁るな」
「いやぁ手癖悪くて」
「自分で言うもんじゃねーだろ、、、お茶とコーラならあるけどどっちがいい?」
「あ!飲み物くれるの!ありがと!じゃあコーラで」
笑顔で答えるさやか。小さい頃から見慣れてはいるけどさやか以上に可愛い女の子見たことないな。そのせいで女の子の基準がさやかになってるせいで人生20年間で好きな人とか出来たことなかったな。ってあいつの笑顔に見とれてる場合じゃねーわ。コーラコーラっと。
「ふふ、ここがいいんでしょ?
あ、そこはダメですやめてください、
え?やめていいの?
いや、その、、
はっきり言ってくれないとわかんないなぁ私
えっと、足の裏でで僕の「おいごらぁ!!昼間からなんてもの読書してんだお前は!」
「なんてものって、女王様と下僕の淫らな夜って本だけど」
「いや、答えなくていいんだけど、、、お願いですからベッドの上に広げてるもの戻してもらえませんか、、、」
「さやか様」
「は?」
「さやか様お願いですから元に戻して下さいって言ってくれたらいいよ」
こいつ、、、ってかベッドに体投げ出して足をこっちに向けてブラブラさせてるのは狙ってやってんのか、、、その足の動きだけで来るものがあるんだけど。そんな事より今はあの本だ。ヒロインの名前にさやかって本がたまたまあるからそれ見られたらマジで何言われるかわからない。
「さやか様お願いですからそのベッドの上にある本を元に戻して貰えませんか?」
「ん?やだよ」
「あのねぇ、、、女の子が読むような本じゃないからねそれ?」
「いや、勉強になるのよ」
「勉強?」
「あ、ごめんこっちの話」
なんやかんやで家にあったエロ本を全部読破されるという訳の分からないことをされたあいだに俺は机に突っ伏して寝てしまった。
「おはようクソ童貞!はぁ!?まだ寝てんの!早く起きなきゃその汚い顔踏みつけるわよ!」
ん、あれいつのまに寝てたんだろ俺、、、あれ?目の前に本物のさやか様がいるように見えた。俺は考える間もなく本能で言葉を発していた。
「たくさんその綺麗な足で踏んで下さいい、出ないと僕起きれましぇん」
「はぁ!?この私に口答え!?いいから起きろって言ってんのよクソ童貞!このド変態豚野郎!」
そう言ってさやか様は俺の事をたくさん踏んでくださった。罵りと合わさって快楽に溺れてしまって俺もブレーキが効かず存在するはずのないさやか様を目の前にしてついにそのさやか様の足を掴んで思いっきり自分の顔に擦り付けた。
「はぁさやか様、まさか会えるなんて思わなかったです、なんてお綺麗なおみ足、、、あれ?ショートソックス?さやか様は黒ニーソだったような、、、」
俺は顔を上げ絶望した。
「ふふ、どう?私の罵り気持ちよかった?またトイレ行かなきゃだね恭介」
同じさやか様でも風美さやか様の方に発情してしまっていた、、、それに最後思いっきりさやかの足顔に擦り付けて、、、
「なんで止めなかったんだよばかぁ!」
「ちょ!急に大きな声出さないでよ!しかも立ってるから!早くそれ鎮めて来て!」
顔を真っ赤にしながら俺の下腹部付近を指差すさやか。
そこにはこれでもかというばかりにテントをはる俺の息子がいた。
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さやかside
なんだかんだで恭介のエロ本全部読んじゃった。最近チャンネル登録増えなくて停滞気味だったからこういう淫語?でいいんだよね。そういうの使ってチャンネル登録者と再生数伸ばさなきゃ!ってか恭介は何してるんだろう?諦めて机で小説読んでたみたいだけど。
あれ?寝ちゃったのかな?
そこには机に突っ伏して寝息を立てる恭介がいた。
そーだ!早速さっき覚えた責め方で恭介にイタズラしちゃおうかな。また可愛い顔みたいなぁ。そう思って私は恭介の事を昨日と同じ目覚ましボイスで起こした。しかしそこで恭介が私の事を寝ぼけて本物のさやか様と勘違いしてるみたいだった。恭介は私に対してとにかく罵りを要求してきたのでそれに応えるように足の裏で体の敏感な部分やお望み通り顔を痛くない程度に踏んでみた。そしたら恭介の顔は見る見るだらしのない顔になり終いには私の足を顔に擦り付けてとても気持ち良さそうにしていた。
はぁ、、、恭介ほんと可愛いすぎ、、、ただ罵ってるだけであんな可愛い顔見してくれるなら安いものよね。まぁ最後は怒らせちゃったけど。えへへ、まぁいっか!
ってか男の人のあれってほんとにあんな大きくなるんだ、、、ちょっとやりすぎちゃったかな。お詫びにトイレから出てきたら私が藤堂さやかってこと教えてあげよ。可愛い反応してくれなかったら二度と罵ってあげないから!
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