砂浜と水着と海底
軽くお昼を済ませたあと、ボクらは砂浜に立っていた。
ちなみにお昼御飯は、友里がボクの事先生の前に連れていって話したら、何故かすっごい獣のような目で見てきてご飯奢ってくれた。だってボク財布持ってこなかったんだもん。
ちなみに先生の性別は女性なんだけどね。友里の学校ダイジョブかな?少子化が進んでしまいそうな気がするよ?このままいったら。
友里は「お金出すよー」と言ってくれたけど、さすがに娘に借りるのは気が引けたので、大人の先生に奢ってもらう方が、まだマシだと思ってね。
そんなわけでお腹いっぱいになったボクたちは砂浜に立ってると言うわけ。
でもさー普通あんなことあったらしばらく海辺は封鎖しない?なんかお祭りみたいになってるんだけど?
「龍神御降臨記念」とか看板に書いてあるし。
あ、アレか!最後の技の雷龍のことか!!確かに最後、巨人級食い尽くして空に登って行ったもんねぇ。
島に平和をもたらしたって感じにもなるよね。でも食べられちゃった人も少なからず居るんだから静かにしてなくていいのかなぁ?まあ地元の人に考えもあるだろうからしょうがないか。
そんな事を考えてたら、友里達が向こうの方でブンブンと手を振って、ボクの事を呼んでいる。
結局、あんなことがあったのだから、遊ぶのは良くないという意見に落ち着いて、ボクたちはごみ袋をもって集まっている。
せめてボランティア活動で浜辺のゴミ拾いをしようということで。ただし、折角みんな水着を持ってきてたので、みんな着替えていた。同じクラスの子達もグループ毎に集まって何やら打ち合わせをしてるみたい。
3人ともさすがにスク水ではなく、派手すぎずかつ地味ではない水着を選んでいた。
友里は青いワンピースに腰回りがスカートになったタイプの可愛らしいもの。真弓ちゃんはスポーティーな感じの黄色地に黒のラインが入ったセパレート。薫子ちゃんがピンクのビキニなんだけど・・・着痩せするのかな?意外とお胸がおっきい。
・・・ボクのはエレスが鼻息荒くして造った水着。肩ヒモがないチューブトップ?みたいな感じの黒いワンピースタイプなんだけど、なんで横の部分が全部ヒモ?みたいになってるの?すごいエロい感じなんだけど・・・やっぱり足が出るのはまだ少し抵抗感があるので、白い長めのパレオを着けている。ちょっと深いスリットみたいになって見えてるけど、全部じゃないから何とか我慢できる、うん。
ボクが側に来ると、友里と真弓ちゃんがなんかエロい目で見てくる。うう・・・やだなぁ、絶対なんかしてくる。
「やっば、ヒカルちゃんえっろいわー、ママに写メ送っとこ」
「ヒーカールーさん。ビーチバレーしません?勿論ポロリもあるよ?」
「真弓どのー遊んじゃダメなんですぞー」
なんだよ、ポロリもあるよって!この中でしそうなのボクか薫子ちゃんじゃないか。自分達は何気にガードの固い水着選んじゃってさー。ズルくない?
女の子、それも結構美少女揃いの四人がきゃいきゃいはしゃいでれば、当然のようにどこからともなく現れるナンパ野郎たち。
「ねーぇきみたちぃ?女の子ばっかで遊んでないで、俺らと沖の方にいかなーい?」
「クルーザーとか乗りたいっしょ?あそこにあるでかいの、ウチの船なんだー、冷たい飲み物とかあるよー」
そんな男たちに声をかけられて、レズッ子たちがいい顔するわけがなく
「なんで沖縄まできて、あんたたちみたいなむっさいのと遊ばなきゃいけないのよ?それに遊んでるんじゃなくてゴミ拾いするんだから、邪魔しないでよね」
「こっちは今ヒカルちゃんにどうしたら色々できるかで忙しいんです、ほっといてください」
友里は普段の人のよい笑顔が180度反転したかのような、怖い顔でメンチ切ってる。ママに怒られるよ?その顔。
真弓ちゃんは真弓ちゃんで、あんまりそういう風に企んでることは、口に出さない方がいいと思うんだけどな。ボク思わずバリアー張りそうになっちゃったよ?
「そんなつれないこといわないでさぁーっていうかヒカルちゃんって誰よ?」
訊かれた3人はボクを指差す。こらこら、人を指差すんじゃありません、メッですよ。
「うおっなんだこの娘!めっちゃくちゃ可愛いんだけど」
「ホントだ!きみモデルかなんか?俺この子だけでもいいわ」
ボクはちょっとイラっとしながら、ぷるぷると首を横に振る。
「こんな可愛いのにモデルじゃないの?もったいないなー。あ、俺の先輩にあーゆー雑誌の仕事してる人いるから、紹介してあげるよー。ついでにクルーザーで撮影会しようよ」
中身がおっさんとも知らずに、君たち必死だね?あーゆー雑誌ってどんな雑誌なのさ、それ女の子脱いじゃってるヤツだよね?きっと。
男の中の一人がボクの手をとり連れていこうと引っ張る。
が、ボクがそんな力で微動だにするわけがなく、男は逆に引っ張った勢いでひっくり返っちゃった。
あーあーいきなり引っ張るから・・・。
ボクは仕方ないので、ボクの手を握ったままの男の手を軽く引っ張りあげてあげる。
男は、そんなに力がありそうに見えない女の子に軽々と引き上げられたせいなのか、パチクリとしていたんだけど、気をとり直したのか、今度はボクの手を握って顔の高さに持ってきて、ずずいと顔を寄せてくる。
「やべえ、この子近くで見てもめっちゃ可愛い、俺マジで好きになっちゃったんですけど」
お前チョロすぎでしょ?エロゲのチョロインよりもチョロいわ。
ボクの手を握っていつまでも離さない男に、イラっときたのか、友里たちがボクらの間に割り込んで離しにかかる。
「いつまでもくっつかないでくれる?ヒカルちゃんが汚れるじゃない、いい加減どっかいけ!」
「せっかくの自由時間があなたたちのせいで無くなっちゃうでしょ、ほっといてくれる?」
ああー、そんな言い方すると、こういう奴らって変にプライド高かったりするからー
「んあ?こっちが優しく話してりゃ調子に乗ってんじゃねえぞ?オイ」
「俺らヒカルちゃんと話してんだよ、引っ込んどけやガキ」
ほらねー、こういう風になるでしょー。でもウチの娘達をガキ呼ばわりは良くないなぁ、少しお仕置きが必要かな?
ボクは握られたままの手をくるんとひっくり返す。何気ない動作だったのだけど、それだけでボクの手を掴んでいた男が一回転して背中から砂浜に落ちる。
「いってぇ!!あっちぃ!!」
うんうん、程よく砂浜が焼けてきてるからねー、あっついよねー。でももう少し焼こうか?
ボクはひっくり返ってもがいてる男の胴体を踏みつける。
「あっちぃいいってば!!どけっ!なんで動かせないんだ!?」
端から見れば割りと小柄な女の子に踏みつけられて、その足のしたでもがいて喚いてる男という、シュールな絵面が出来上がっている。人によってはこういうプレイなのかなー?位に思うかもしれない。
「おいっ!お前踏まれて喜んでるだろ!早く起きろよ!!」
もう一人の男が気味の悪いものを見るかのような顔で叫んでる。
「ばかっ!あっちぃ、まじで動けねえんだよっ!眺めはいいけど!」
男の顔を見ると熱いのに慣れて余裕が出来たのか、下からボクを見上げるアングルでパレオの中が覗けるのか、鼻の下が伸びていやらしい顔になっている。
ボクは男から足を離してバッとパレオを押さえつける。ちょっと顔赤いかも。なんで友里達までエロい目でボクを見るの?おかしいよね?
あれ?そういえば・・・
「この子ちょっとおかしいぞ、可愛い見てくれに騙されるなよ!」
あんまり可愛い連呼されると恥ずかしいんですけど。
男のスマホから受信音が流れる。男はそれを確認すると、もう一人の男に声をかけた。
「おい、先輩がひとり取り合えず確保したから戻れって」
「え?ヒカルちゃんは?」
なんか馴れ馴れしいな、コイツ。
「いいから、あとでどうにでもなるって、戻るぞ!」
「あ、ああ・・・」
仲間はさっさと行ってしまったが、ボクに踏まれてた男は少し名残惜しそうにチラチラこっちを何度か見ながら去っていった。
「はー、ホンとに男ってろくでもない」
「だねー、ほんとウザキモい」
この子達将来結婚できるんだろうか・・・。
「あれ?そういえば薫子は?」
「へ?そういえばさっき飲み物がどうとか言ってたけど遅すぎるね?」
それだ、さっき感じた違和感は。なんだか嫌な予感がする。
少し沖合いをクルーザーが走っていく。ボクの目はその中に抵抗しながら引っ張り込まれていく、ピンクの布地のようなものが見えた。
「薫子ちゃんが拐われた!?」
「「ええ!?」」
「今クルーザーになんかピンク色のビキニみたいの見えたんだよ!きっと確保できたって薫子ちゃんの事だよ!!」
「どうしようヒカルちゃん!?薫子が変なことされちゃう!!」
「あの子巨乳だから、変なもの挟まされたりしちゃう」
・・・どうやら、真弓ちゃんとは後で色々話さなきゃいけないみたいだ。
「ボク行ってくるよ。泳いで助けに行ってくる」
きっとパワーが上がったボクなら、クルーザーくらい追い付けるはず!
ボクは恥ずかしいけどパレオを外して友里に預けると軽く手首足首を回しながら海に向かう。
「じゃあ、行ってくるねっ!」
綺麗な跳躍を決めてボクは海に飛び込んだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
あれ?おかしい?海面がなかなか近づいてこないよ?
『ご主人様・・・非常に申し訳ありませんが、沈んでます。原因は恐らく頑丈に作りすぎた骨格や筋肉のせいではないかと』
・・・へ??ボクカナヅチになっちゃったの?
驚きのあまりに海水を少し吸い込んでしまう。死ぬことはないだろうけど苦しいげっほげほ。しょうがなくボクは海底を歩いて一旦砂浜をに向かった。
ザブザブと波をかき分け砂浜に戻ると、二人がポカーンとした顔でボクを見ている。
「え?ヒカルちゃん泳ぎ上手だったよね?」
「う、うん」
「じゃあどうして追いかけないんですか?」
「なんかね・・・水に浮かなくなっちゃったみたい、グスッ」
「「はい?」」
二人に事情を説明した。
「はーなるほど、強くなった弊害がこんなとこに」
「あれですか、悪魔の実食べたような感じ?」
微妙に違うけど、結果は同じだね。
「じゃあどうしよう。薫子助けられないじゃん」
ボクは少し考える。
「いや、だいじょぶ。なんとかなる」
「なんとかって、どうするつもり?さすがに飛ぶと目立つよ?」
「ううん、走ってくつもり」
「「はいぃ?」」
まあどっちにしても目立つんだけどね。ボクは少し下がって助走体勢に入る。
「じゃあ今度こそ行ってきます!」
ボンッ!!とボクの後ろに大量の砂が巻き上がる。
砂が落ちてくるよりも早くボクの体は、弾丸のように海面に向かって飛び出す。次の一歩は海面を蹴りつけ、さらに加速して30mほど一気に進む。ボクは海面を滑るように移動していく。ほとんど水平に宙に浮いてるんだけどね。
よく、『右足が出る前に左足を出せば水の上は歩ける』って言うけど、そんなめんどい事はしない。
水って言うのは50m上から落下するとコンクリートと同じ固さになるって言うじゃない?だったら50m上から落ちたのとおんなじかそれ以上の速度で水面を蹴ればどうなるか?。
それが今ボクのやってる移動のメカニズム。どっちかって言うと水面を跳ねる石みたいな感じかな?
これなら足をジタバタさせる必要もないし、適当なタイミングで蹴れば沈むこともない。勿論無駄な水飛沫も上がらないから、出だし以外はあんまり目立たない。
良いことずくめでしょ?
おっと、どんだけ速度出てるか解んないけど、もうクルーザーが見えてきた。
遠目にクルーザーの甲板に二人くらいが、飲み物を持って何やら盛り上がってるのが見える。
ボクがちょっと速度を落として、クルーザーの横を並走すると、そんなボクの姿に気づいたのかポカーンと見ている。
どうやらさっきの二人組らしく、片方が「え?ヒ、ヒカルちゃん!?」などと言っているのが聴こえた。
少し強めに水面を蹴って飛び上がると、甲板の上にフワリと降り立つ。
「やぁ、さっきぶりだね」
ボクは近所で知り合いにでも会ったときのような気軽な挨拶を二人にする。
片方の男はちょっと恐怖を感じてるのか、半身になってキョロキョロと武器にでもなりそうな物を探してる感じだが、ボクの手を握ってた男は、「やっぱりこれって運命なんじゃ・・・」などと、頬を赤らめて呟いている。
運命の女の子が水面を走ってきてたまるか!
「ねぇ?ボクの友達がここにいるよね?素直に返してくれたら痛くしないであげるけど、どうする?」
ボクは極上の笑顔、&魅了の力を使って微笑む。
途端に顔をほんのり上気させて、目が夢見心地になりフラフラと揺れ出して「ふぁい、よろこんでぇー」と答える二人。よかった・・・熊の時みたいに欲情してきたらどうしようかと思った。
フラフラと奥の部屋を案内してくれる二人。
薫子ちゃん、どうか変なことされてませんように、と祈りながらドアをガチャっと開ける。
「甘いですぞ!!そんなことでは腐女子はおろかガチホモ勢だって満足できる作品にはなりませんぞ!もっとドラマティックに!そしてセクシーに!!なんでもかんでも合体すればいいと思ってるなら、こんな仕事やめたほうがよいですぞ!!」
何故かカメラの横で仁王立ちになって、小麦色したソフトマッチョの男と、色白の少し可愛い感じの男をベットの上に正座させて、ダメ出しをしてる薫子ちゃんがいた。
えーーーーーー・・・・・・・
薫子ちゃんは入り口で立ち尽くすボクに気づくと
「ハッ!?」
と、我に返ったのか、恥ずかしそうに両手をパタパタする。
「いやっ、これはそのー違うんですぞ?」
「ナニがチガウノカナ?ボクにはもう薫子ちゃんが監督にしか見えなくなってるんだけど?」
「いやー最初は拐われていかがわしい事されそうだっだのですが、この二人を見た瞬間にインスピレーションがビビビと来ましてですな、思わず売れ筋のホモDVD作る運びと相成ってしまったのですぞ」
そこで小麦色のソフトマッチョが喋ってくる。
「いや俺らも最初はどうなの?って思ったんだけど、あんまりにもこの娘が起こしたプロットが凄すぎて、じゃあ撮ってみるかみたいになったんだけど、演技が雑だってダメ出しされるし、なんなのこの娘?」
うん、ちょっとだけ同情するわ。
「まあ、そう言うわけで一段落着いたんで帰りますかなヒカルどの。どうやってここまで来たんですかな?」
「え?走ってきたよ」
「「「はい?」」」
「だから走って」
「はぁ・・・なんでもアリですな・・・」
まあ泳げなかっただけなんだけどね。
「なにふざけた事言ってんの?キミ。ここが陸からどんだけ離れてると思ってんのさ。・・・まあいいや、ホモより美少女がくんずほぐれつの方が売れるっしょ?二人ともこっちに来ようか?いい画像撮らせてよ。良さげなら途中俺らも混じるからさ」
ナニがいい画像だよ、アホか。
「いや、取り合えずボクたちは帰るよ。薫子ちゃんも無事だったから見逃してあげるからさ。勝手にホモでもなんでもやっててよ。じゃあね」
といって、薫子ちゃんの手を引き甲板の方に出る。
「オイ!ちょっと可愛いからって調子にのってンじゃねえぞ!今すぐ中に戻りやがれ!そして脱げ!!」
はぁーなんかもう相手するのも疲れてきたなー。
「あんまりこの方を怒らせないほうがいいですぞー、見た目は可愛いですが、怒らせると陸に帰れなくなりますぞー」
「は?いくら女が怒ったとこでコイツにゃビビんだろ?」
そう言うとソフトマッチョは後ろにしていた手を前に突きだした。そこには拳銃が握られていてボクらに照準している。一応まだ安全装置はかかってるみたいだ。
「今逃げたって無駄だぞ?お前らあれだろ?女子校の修学旅行だろ?調べはついてンだよ。こっちもクルーザーとか色々経費使っちまってるからな。手ぶらじゃ帰れねんだよ」
どうでもいいし知らないし。でもコイツら最初から友里の学校のこと襲う気だったってことだな。よーし、じゃあ手加減無しにやっちゃおう。
「じゃあこのカッコいいクルーザーは借り物なんだ?」
「ああ?それがどうしたよ」
「いやぁ、沈んだり破損しちゃったら大変だなぁ、と」
男は若干顔色が変わる。
「バッかか、お前は!沈んだらお前も死ぬんだぞ、ジャケットは俺らのしか無いからな」
「あれ?さっきボク言わなかったっけ?走ってきたって」
喋りながらボクは薫子ちゃんをガシッと掴む。
「ハッ、そんな漫画みてえなことやれるもんならやってみろよ!!」
「うん、オッケー」
ボクは薫子ちゃんを勢いよく放り投げた。
「予想はしてたけどですぞぉおぉおおおお!!?」
ボクは甲板をダンッと踏み切ると海面に躍り出る。クルーザーは蹴られた反動で大きく揺れて、ソフトマッチョもバランスを崩して慌ててしゃがみこんでる。
ボクは二、三度海面を蹴って、先に投げた薫子ちゃんの真下に移動してお姫様抱っこで受け止めると、回り込むようにしてクルーザーに再接近する。
近付いたクルーザーに向かって右手を向け、指をパチンッと鳴らすと、指の間から小さな雷が飛んでいき、クルーザーの電子機器をショートさせる。
勿論エンジンも止まってしまうので、自力で陸に向かう事は出来ないだろうね。
「じゃあねーーーん」
とボクは甲板で呆然としてるソフトマッチョに手を振って、薫子ちゃんを抱っこしたまま砂浜を目指すのだった。
砂浜に帰ると、薫子ちゃんは残ってた二人にめっちゃ怒られてた。
ボクにお姫様抱っこされて帰ってきたって理由で・・・。
結局そんなことでで時間取られちゃったので、少ししかゴミ拾えなかったよ・・・。でもいない間友理と真弓ちゃんは頑張ってくれてたので、頭をナデナデしてあげたよ。
二人はボクの水着姿を見れたからそれだけで満足とか言ってたけど。
エレスの話だとお母様もホクホクしてたらしい。
ボクは精神的にどっと疲れて帰路についたのだった。
早く優に癒されたい・・・。
やっと修学旅行編が終ったですよ。
次回は閑話か、違うシリーズです。
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