暇の缶詰
駅前で、暇と書かれた缶を買った。
効き目は1時間。値段は千円。
話のネタにと思い、やおら家で開く。
が、中に何かある訳でなし。
しかしどうだろう。仕事はおろか、食事も睡眠も、何もする気が起きぬ。
ただただ無為な時間。
まさに暇である。
ぼんやりと時計を眺める事一時間、途端にやらなければいけない事を思い出し、同時に腹も減って来た。
暇の概念とは時間では無く、生きる気力の問題であったかとほくそ笑む。
いい買い物をした。
駅前で、暇と書かれた缶を買った。
効き目は1時間。値段は千円。
話のネタにと思い、やおら家で開く。
が、中に何かある訳でなし。
しかしどうだろう。仕事はおろか、食事も睡眠も、何もする気が起きぬ。
ただただ無為な時間。
まさに暇である。
ぼんやりと時計を眺める事一時間、途端にやらなければいけない事を思い出し、同時に腹も減って来た。
暇の概念とは時間では無く、生きる気力の問題であったかとほくそ笑む。
いい買い物をした。
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