第5話 さらに新魔法
「・・・・・って、なんじゃこりゃーー。」
母「カルクー。静かにしなさいー。」
「っは、ごめんなさいー。」
「しっかし、このステータスはどうしたものか。」
「う~ん、勝手に鑑定するダメって暗黙の了解があるから大丈夫かな。」
「鑑定スキルは隠蔽スキルがあるから大丈夫だしね。」
「でも、10歳の冒険者登録のときはステータスの提示が必要だからステータス隠蔽の魔法、作っとこう。」
「魔力を薄く延ばしてステータス画面と同じ色にして完成だ。」
「母さん。修行にって来るね。」
母「行ってらっしゃい。」
「さーて、練習場に到着。」
ここは、はじめて無属性魔法を開発した山だ。
今日は夕飯まで、魔法の開発をするつもりだ。
「最初は飛行魔法だ。」
この魔法を開発しようとした理由は空中跳躍の弱点を補うためだ。
空中跳躍は魔力を足場にして移動するための魔法だ。
そのため、旅の移動で使うと、最短ルートで移動してもその距離は歩かなきゃいけなくなる。
この魔法はこまわりはきくため、戦闘には使えるが長距離を移動するのにはむかない。
移動中は体力と魔力の両方とも消費するからだ。
それに対して飛行魔法は魔力の消費だけで済むが、こまわりがきかない。
お互いの長所と短所を補う魔法だ。
「次は魔力糸だ。」
この魔法はいろいろと応用のきく魔法だ。
例えば森の中で木と木のあいだに切れ味の悪い糸をわたして魔物をこけさせたり、
逆に切れ味のよい糸をわたして魔物の首をはねたり。
あとは戦闘中に身体低下とあわせて魔物を動けなくしたり。
アルム「おーい、カルクー、ごはんだぞー」
おっと、兄のアルムが迎えにきた。
アルムはうちの次男だ。アルムは12歳で商売やお金に関する勉強をしている。
アルムは長男に何かあったときの予備として勉強している。
長男が20歳くらいになったらアルムも商人としてひとりだちするんだとか。
ちなみに、僕は長男よりアルムのほうがすきだ。
転生したての頃、店にあった本を読んでくれてたすかったからだ。
「はーい、兄さん、今行きます」
明日も旅立ちに役立つ魔法をたくさん作るぞ。
あっ、それと[武器創造]で槍もできたので明日からは槍の訓練もするぞ。




