第38話 大会
朝ご飯を食べた僕たちは冒険者ギルドにむかっていた。
メイジ―「なにかいい依頼あるかな~」
「お金は〈アーカル〉である程度稼いだけどまだ安心できる額じゃないしね」
メイジ―「〈アーカル〉の冒険者ギルドよりおおきいね」
両扉の片方を開けて入る。
一瞬、視線があつまったがすぐにはずれていった。
新人冒険者とでも思ったのだろう。
まあ、登録してからの時間でいえば充分新人だが。
Eランクあたりの依頼ボードへむかう。
『メイジ―、[遠視]で高ランクの依頼ボードを確認していこう』
[遠視]はそのなの通り、視力を強化する魔法だ。
メイジ―『わかった、私はBランクを確認しておくね。Aランクをお願い』
Sランクを確認しないのはギルドに入った時なにもはられていないのが見えていたからだ。
ちなみに、依頼書に書いてあるのは推奨ランクであって推奨ランクよりランクが上であれば依頼を受注することができる。
!闘技場で大会開催!
優勝すると100万スート
受付はギルドで
依頼じゃなくて大会のポスターだった。
Aランクのほかの依頼も貴族の護衛とか滞在中に可能な依頼はなし。
『メイジ―、こっちは滞在中にやれる依頼はなし。そっちは?』
メイジ―『こっちも同じ。いい依頼はないよ』
どうしたもんか。はやめに街をでて次の街をめざすか?
いや待て、そうだ!
『大会はどうだろう?』
メイジ―『依頼ボードでみたけど賞金も結構いいしいいんじゃない。ただ時期の問題がね、大丈夫ならでたい』
『受付で聞いてみよう。ちょっと聞いてくる』
「すいません、依頼ボードにはってあった大会についてききたくて」
受付の人「ああ、あれは明日闘技場でやるんですよ。もしかして参加したいんですか?」
「はい」
受付の人「やめといたほうがいいですよ。毎年怪我人が沢山でて死者がでるときもあるんですから」
受付の人に他の人には見えないようにギルドカードをみせる。
受付の人が目を見開く。
「大会の参加登録ってまだできますか?」
受付の人「は、はい」
「それじゃあ、僕とつれの参加登録をお願いします」
こうして僕たちは大会に参加することになった。




