第2話 新魔法
1年たった。今は4歳。
順調に魔力量は増えている。
普通は魔力量を増やすには、1度魔力を使いきって魔力が回復すると1%増える。
まだ、適正がわからないので、魔力を属性変換しないで、空に向かって魔力を放っている。
ちなみに、属性魔法には火、水、土、風の基本4属性と光、闇の希少2属性、合計6つ。
基本は、基本4属性の中からどれか1つを持って生まれる。
魔法を使うには、体内に流れる魔力を属性変換し、魔法をイメージしながら詠唱する。
ただ、詠唱はあくまでイメージをしやすくするためのものであり、魔法を使うだけの魔力量と、しっかりとしたイメージがあれば、詠唱はいらなくなる。
そんなことを考えていると、ふと思った。
「これ、そのままで使えないのかな?」
俺が思ったことは、属性変換しないで魔力を使えないかということだ。
ためしに、いつも練習している小山にある直径1メートルくらいの岩に向かって魔力を放ってみた。
『ゴーン』
あたった岩はこっぱみじんになっていた。
「これはすごい」
もうこれは、新しい魔法といってよさそうだ。
「この魔法を、どんななまえにしよう。」
この魔法は魔力を属性変換していない。
そしてこれは魔力の塊を飛ばす魔法。
「よし、この魔法のなまえは無属性魔法、魔力弾だ。」
この瞬間がこの世界、はじめてと言っていい無属性魔法開発の瞬間だった。
あとついでに、魔力で身体を強化する[身体強化]もつくった。




