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人物紹介 2

主人公とその周辺の紹介

箇条書きメモ書き殴り書きの蛇足なので、要らないかなと思えばページそっ閉じでお願いします

ケント・ドルディ(主人公)

 ドルディ家次男、レントの双子の弟

 商才はそれなり、でも自分の店を持ちたいと思う野心家

 接客時は丁寧を第一に、冒険時はアグレッシブに、知らないことは知りたいと行動に移していくタイプ

 のめり込むと突き詰めたいが興味が多岐に渡りどれもこれもそこそこそれなり程度、と思っている

 実状は一通り一流一歩手前なものが揃っていて、そこが非常識の所以

 レントのことは嫌いでは無いが……ナルシストの成りが潜めば可能性あり なんの?

 ケントは顔よし収入よし性格お調子者で、街の女性同士の牽制が激しい

 基本酒に強いが酔うと性格がおさな可愛くなっちゃうのにツボってる女子多発

 自分の初恋すらまだなのに一部では初恋泥棒と言われている


レント・ドルディ

 ドルディ家長男、ケントの双子の兄

 父親に似た性質で商才がかなりある

 母親に仕込まれ貴族社会でやっていける程の礼儀作法を身に付けている

 薄情なケントに置いて行かれ、自分を鏡に写しそれを見ては話し掛けるように

 それがいつしかナルシストになる

 今は幼馴染みたちがみんなケントの方へ行ってしまいかなり寂しい

 婚約者は母親の紹介だが初恋の相手

 ケントが選び選ばれなくて良かったと心から思う

 エミが幼い頃(一目惚れした当時)の婚約者に似ていて可愛いと本家に来る度に猫可愛がりしている

 一応ロリコンではない

 エミを可愛がるレントと彼の婚約者が鉢合わせしたらどうなるかと屋敷の者に心配されている

 念のため、ロリコンではない

 大好きな婚約者のためなら叙爵もありかなと思っている


ドルディ(本家)

 当代商会長の父、元貴族の母、双子の兄レント、弟ケントの四人家族

 祖父母は引退して近郊で悠々自適な生活

 アニーの実家は同じ敷地内にあるが分家扱い

 両親は母親の押し掛け婚

 レントは貴族令嬢の婚約者あり

 ケントは彼女欲しいな~と言うだけ


ドルディ商会(ドルディ一族)

 とある王国で国一番の商会

 一般的な商会は都市や地方との物流業の発展だが、ドルディ商会は王都の本店にある工房と地方に住んでいる親族が作った物を主な商品としている

 結構みんな好き勝手に移住して好き勝手にもの作りをしているので、支店としての体を整えている店舗を構えている者は意外と少ない

 と言うかそもそも商才があったり経営に向いている者が少ない

 どうして内輪完結でちまちまと営んでいた商会が国一番になったのか、それは先々代が飲み友だった財務官僚と行った金融改革と先代が妻のために作った魔法鞄で注目された上に、当代の商才が長けているでは留まらない程にずば抜けているおかげ

 特に金融改革に関しては当然褒賞をと言う話になったが、国からの叙爵の誘いは断っている

 先々代は運用が軌道に乗ったらと有耶無耶に、先代は自分はもの作りしかできないしとのらりくらり、当代に至ってはいらんと一言で突っぱねた

 当代は無礼だと騒ぐ木っ端貴族に一月あれば地図から消せると不遜にも言い負かし、居合わせた国王陛下が腹を抱えて笑ったとは有名な話

 そんなドルディ一族は年に数回、遠い者でも年に一度は王都の本家へ納品ついでに集まる

 子供が長旅に耐えられるようになれば一緒に連れてくるので子供同士の交流も欠かさない

 ケントは年に数回訪れるギムリに懐き、そのことを年配の親族から親鳥の後を歩く雛(ヒヨコちゃん)と未だに揶揄われている



ケント来歴

 幼少期はいたって普通のいたずら小僧

 近所に住むアニーが姉貴風を吹かしてケントとレントを連れ回していた

 でもたまに来るお兄ちゃんのギムリに遊んでもらう方が楽しい

 発言の少ない大人しいナンシーには一方的な苦手意識を持っていた

 比較的歳の近い五人は親戚が集まれば一纏めにされていた


 十の年、洗礼の帰りに両親は二人に将来やりたいことを訊ねた

 レントは父と同じ様に国規模の商会運営を、ケントは自分の店を持ちたいと答える

 既に興味を持ち遊びながら覚え始めていた魔道具作りは将来の夢と違ったのかと祖父はいじけた

 自由が減り勉強が目に見えて増え少し早まったかと思ったが、夢のためだと踏ん張った


 十二の年、ケントは程々の教養とゴリゴリの経営学を頭に詰込み、一緒に移動する親戚たちの足手まといにならない程度の剣術を修めて家を出た

 行き先はギムリのいる、地方だが王族由来の公爵が治める領地の領都

 王都との往来は馬車で一週間程と少し遠く不便でも近場に迷宮が三つもある珍しさに心が浮き立つ

 下宿先である親戚の家は奥さんが店主の薬屋で、そこには四つになったばかりのエミがいた

 エミの面倒を見つつ、薬学の楽しさに目覚める

 そんなに好きならウチを継ぐかと薬師の師匠である奥さんに聞かれたが、エミが継ぐべきものだし自分の店を持つのが夢だと断った


 十四の年、街に魔導師がやってきたと噂を耳にした

 ずっとマジックボックスが欲しかったケントはすぐにその魔導師のもとを訪ねた

 ガイウスからは魔導師になる気が無いんだろと渋られていたが、妻のリンナに丸め込まれハンナの子守りとして通うようになる

 いつの間にかなし崩しで魔法を教わるようになった

 魔道具を弄っていた関係で魔法に対する理解の下地があり、するすると覚えていった

 やっぱり弟子になるかとガイウスから誘われるも、魔導師になるつもりが無いし自分の店を持つのが夢と断った


 十五になり、冒険者への登録を行った

 祝いとしてギムリの父親からケントに合わせた特注の双剣を貰った

 薬師や魔導師の修練を継続しつつ冒険者活動を開始する

 最初はギムリに引率されて度々迷宮シュクロンに通うも軽々5層の踏破をした頃からソロとして潜るようになった

 10層踏破までがとても早いと話題になり上級冒険者の顔見知りが増えた

 ギルドマスターから薬屋に転向して欲しいと言われるも、そのうち自分の店を持つから待ってと断った

 後々の話、それはケントが無茶をしないようにするための助言だった


 十六の年、内緒でシュクロンの20層踏破をやってのける

 ギルマスの願いは無念にも袖にされた

 色々と規定に引っ掛かるので迷宮主に会ったあの日まで誰にも話さなかった

 ギムリの父親から暇なときに魔道具工房の手伝いを頼まれるようになった

 あまりにも実家に帰ってこないと母親に嘆かれ、今の技量なら一人でも帰れるなと帰宅頻度を少し多くした


 十八で成人し、下宿先を引き払い実家へ帰った

 しかし自分の店はこの街が良いと出来る限りの根回しをしてから帰ったので、またすぐに家を出た

 しばらく公爵領と王都の間を行き来し、一年足らずで見事出店の権利を勝ち取る

 アニーは自分の父親と同じ立場の次男であるケントのことを気に掛けていたので手伝いを申し出た

 ナンシーには縫製の魔道具を使うための魔石を大量に献上することを条件に、拝み倒して来てもらった

 ギムリの家、エミの家に商品納入をお願いしつつ、ギムリの家で細々とやっていた魔道具工房を引き取った

 領主は()()ドルディの子息がウチに店を置くと慌てて伯父である国王に掛け合ったものの、面白いじゃん頑張れとオブラートに包まれた言葉を賜ったので親身になって出店のサポートをした


 二十のある日、朝からべっぴんさんが自分の店の前にいた


作者はこの蛇足を考えるのが好き(*‘ω‘ *)

折角考えたので、ここの内容詳しく!と言っていただけたら番外編で書きたいと思います(`・ω・´)ゞ


読了ありがとうございました。

感想、評価、リアクションなど頂けると嬉しいです。


2025.06.02  朝木 花音

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