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恋に届かなくても

作者: Soraきた

たぶん、そんなことを言いたかったんだね

いくつかの季節が過ぎて

ようやくわかり始めた恋心と

同じくらいのあなたのやさしさを


遠慮してたわけでもない

それほど遠くに、

手の届かないところにいたわけでもなくて

その答えがいますぐ出なくても

待っていられた


何度か言うことができた

二人きりになったとき

わたしはあなたの横顔に安心できて

うれし涙になった

あなたは

無言のなかで

「まだ少し早いかな・・」って

わたしにはそう聞こえていた


お互い、

いちぼん好きなときがあった

昨日でもなく

思い出せない日でもなくて

だけど、いちばん好きなときが

上書きをされて

いまのわたしの中にある


いっしょに歩んでいくものと

そう思ってた、あの日のこと

思うだけなら

あなたには迷惑は

かけないからいいよねと

自分勝手に思う、

そんな日にも慣れてしまった頃かしら・・





















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