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瞳を見るとBURST HEAT! VS世紀末格闘少女リズと不思議の格ゲー魔法世界  作者: 綾町うずら
勇者たちと動き出した運命編
86/147

第86話 探索開始!

 「(ここがトルマドルマ洞窟ね・・)」


リズたちが止まった宿泊施設の旅館のふもとを流れていた川の

少し奥まった上流に位置する地域

その中でも標高の少し高い場所にある洞窟の中に存在するダンジョン


ダンジョンだけど 昔は人の行き来が多かった名残で

そこまでの川沿いの山道はちゃんと残っている 

古い昔のレールの跡のようなものも残っていた 苔だらけだったけど


「 」プラーン

川沿いの道には山の木から植物の(つる)がしだっていて

始めは私のリュックの中にいたけど退屈だったのか

道の隊列の先の方にいる勇者ミトラの方にテチテチ走っていき その肩から

その垂れた蔓にくっついてからじっとして待っていて

後方から歩いて追いついてきたリズの肩のところに戻る、

という遊びをしていたアスラ


だが性懲りなく何度か繰り返しているとたまにリズに避けられてしまい

「ああ~~」「がっはははこいつめ」

さらに後ろについていた隊の警備の大おじさんの腕に回収されていた


そんな隊列を組んで谷川に沿った道を上に伝っていくと

途中で谷の下の方に

山体の横腹の岩盤にあいた傷跡のような採掘用の古い横穴が

木の茂みに隠れていくつも見えていた



(うわあ・・けっこう 大きいわ・・)


「 コオ・・ 」

やがて山の岩壁にぽっかりと大きく空いた洞窟の入り口が見えてきた


入り口の周りには地を這うトロッコの古い切り替えレールの跡がたくさんある

だけど

「あれ・・」

横端の奥の方にもっと古そうな

トーテムポールのような石柱がたくさん積まれた遺構の残骸が寄せてあって

へんてこな怪物の頭が付いていたり

何か黒い蛇のようなものが巻き付いているような崩れた柱もあった

・・


「ああ、あれは・・大昔に洞窟の入り口から中に沿って

たくさんあった石柱らしいんですが

宝石の掘削採取の邪魔になるから

洞窟のある山を開発した先人が全部あの辺りにどかしたものなんですよ」


ここまでの道を案内してくれている地元の人がそう説明してくれる


「この辺りは大昔に勇者様に滅ぼされた、

トルマドルマの火の山を一周したという巨大な炎の悪魔 

炎蛇(エンジャ・)ダラ・マジャラを祀る像がたくさんあったんですよ


当時は火守の神としてその以前の古代人が(たてまつ)っていたようで

今でも途中にあった廃棄された横穴を探せばたまに像が出てきます

昔は金でできたものもあったらしいんですがねえ

そういうのはみんな溶かされちまって献上品の延べ棒にされたらしいですよ


今は残り物のガラクタばかりで邪魔にしかなりませんよ 」



(ふーん・・炎蛇ダラ・マジャラ・・

昔は神様だったんだ

それが昔の炎の悪魔の名前だったのね)


・・

やってきたメインの火の山の洞窟の空間は

大きくても中の方は暗くて見えないため異質な迫力であった


・・

ダンジョン研修の臨時勇者一行は

勇者ミトラのパーティーに臨時に私を加えた4人パーティと

首都組の勇者アギトパーティ3人の2パーティー構成なんだけど


実質合体して合同の1つのパーティとなっていた

(打ち合わせでもそんな感じの取りまとめだった)


勇者パーティの他に

学園からついてきていた記録監査員の人たちと健康管理の先生と

あとその護衛警護みたいな人がいて

監査をしながら私たちを遠目にバックアップしてくれるらしい

(でもメインのダンジョン探索自体には手は出さないとのこと)


入り口から洞窟の境目に入ってからは

ひんやりとした洞窟特有の空気に変わったけれど


「じゃあ今日は張り切っていくわよ!」

「おお~!」(ガッシャコ!)

「ついていきます!ミトラ!」

(ぬあ~)


なんだか今日は朝からやたらテンションの高い勇者ミトラ

(なんでなんだろうなあ ちょっと肌のつやがいい、

なぜか朝一緒に布団にいたけど よく眠れたんだね)

取り巻きの男たちが呼応する


「まあいいんじゃないのお~」

私の近くにいたローラが私を横目にそうつぶやく

(まあそうだけどさあ)


「これは心強いなあ」

勇者アギトがメンバーの士気の高さにしきりに感心している

(本当かい・・? あ、今日も勇者アギトはローブに杖の姿なんだなあ・・)


私は別に動きやすいし制服でいこうかな?と思ったけど

ミトラも冒険スタイルだし 

気分を変えて女性用の冒険者のような恰好をしている


(もちろんネロの大きな荷物も背負っていて THE冒険者って感じ

正確には荷物持ちの人って感じだけど・・ 

今はもうアスラはリュックには入っていない

もう懲りたので私の横でテクテク歩いている)


・・

そんなこんなでトルマドルマ洞窟ダンジョン内に入っていく


正確には洞窟の奥に進んだところからがダンジョンの入り口となっていて

そこから本格的なダンジョンの異世界に入っていって探索はスタートだ 


洞窟の少し前からは道が石づくりに変わって整備されていて

横の脇に洞窟の川が流れる道を比較的まっすぐ進んで

奥のダンジョンの入り口に到着する


そこから先は洞窟は別方向に曲がっていて

洞窟内の川の流れもそちらに続いていて

そこで厳密にはダンジョンと洞窟は別で別れているようだった


「  」

入ってきた入り口の規模と比べると4分の1程度になった大きさの穴

(ここが入り口・・

さっきより全然先が暗くて見えないわ あの先は世界が違うのね)


(あ!)

「へへい!一番乗りだ!」

そういって先頭を行っていたジャスパーが入っていくと

続いて勇者ミトラパーティ組が慣れた様子で入っていって


「僕たちも行こうか」

「そうね」

首都組の勇者アギトたちも入っていく


「じゃあ私たちも行こうね」

「うん」

少し遅れてリズはアスラと入る時だけは手をつないで入場する


・・・・

「   」パアア・・

火の山 

トルマドルマ洞窟ダンジョン内にて


・・

「じゃあ早速だけど始めに

僕の勇者の力で少しだけこの場所の周りと視界を安定させて・・」パア・・


勇者アギトが手で祈りの所作をする


勇者が持つ特別な力のひとつ

その存在は魔力に変動する周囲の環境や力場を安定化させる


もうその力に目覚めて微細なコントロールもできるらしい勇者アギトは

すでにこの洞窟エリアの全体が見渡せるように

聖なる光の明かりで照らしだしていた


「(へえ・・こうなってるんだなあ)」


若干明るくなった洞窟内部は

同じ洞窟ではあるんだけど横幅も天井もさっきのところよりも

だいぶ広く高くなっていて 

その上の方には大きな蛇でも這ってこれそうな大きな穴がぽっかり空いていた

洞窟の岩盤の質も硬そうで色が白っぽくなっていたので

全体的に雰囲気が変わって見えた


(それにしても ちょっとやっぱり勇者の力っていうのは

なんか私にはむず痒いのよねえ・・)


(ズズ・・)

ダンジョンらしく魔物の気配もするのでリズの右腕がやや敏感に反応する


(・・・)

「いいなあ・・」

少し離れでまだそういう便利な力には目覚めていないらしい勇者ミトラが

羨ましそうに見ている


(それはそれとして

これが宝石が含まれるっていう構成の岩盤なのかしら?)

奇麗な宝石が出てこないかな、と思ってちょっとその辺にあった石を

誰もいない近くの岩盤に適当に投げてみたけど

(む、割れないか)

特に本気を出して投げたわけでもないので

石が欠けるわけでもなく

「キーン・・」ってかんじで硬い手ごたえ


(ガチャガチャ・・)

「勇者殿がいるとダンジョンでも酔わないし こちらの魔法も安定して助かるよ」

「おーい 救急のテントの設営はこっちだ」

「持ち込んだ機材は一旦そっちに回してくれ~」


勇者バックアップ隊の監査の護衛の人たちがリズが石を投げて遊んでいる横で

せっせと真面目に入り口前での拠点作りに勤しんでいる


ここは入り口にほど近いので拠点の設営もできるような

かなり大きな平たい広間の空間で 

そこから先に進むと洞窟の幅が変化したり

道が複数に別れたりするみたい



・・・

いよいよ本格的な探索だ

ここからは付いてきた監査の大人の人たちは入り口の拠点で待機なので

私たちのパーティだけで進んでいくことになる


事前に打ち合わせた編成でしっかり組んでいく


「ブブン・・」

なんかでっかいハエみたいな光っている虫が

出発した私たちのパーティの後に付いてくる

「これは・・?」

アスラも気になるのかそのハエの方をじっ・・と見ている


疑問に思っているとミトラが説明してくれる

「ああこれはね 監査の人の追跡魔法よ

私たちのパーティの探索過程をこれで

最初の入り口の待機場所から見てチェックしているのよ」


「ふーん そうなのね」

(やっぱ見られてるのね・・魔物と間違えてうっかり落としちゃいそうかも)


中級ダンジョンっていうから

ちょっと本で予習していたような、それなりに手ごたえのある魔物たちが

でてくるんだろうなあ

って そう思っていた


だけども

(あっ!ちょっとコウモリみたいな魔物だ!

これは・・「尖血バット」ね)

歩みを進めていくと前方に石柱の陰から飛来する魔物の姿が現れる


「でああ!」

「それ いきますよ ミトラ!」

「ええ!」


バキーン!ザシュ!(ボシュウ・・!)


あっという間に魔物は前衛の勇者ミトラパーティの連携で

魔力の光を出してやられてしまった


「・・!」

(へえ・・パーティで戦ってるとこは初めて見たけど

すごい連携力ね・・やっぱ優秀なのね)


「まだあたしからはいいね」

ちょっと補助をかけようとして杖から光を出していたローラも

術を取りやめたようだった


(ていうか 明らかにこれは過剰戦力よね・・

ただでさえ強い勇者が2人もいるんだし・・ 私の出番とかあるのかしら?)


「!」

その後 今度は脇道の暗がりから出てきた魔物の複数グループに遭遇する

「ギシャアア!!ギャウ!」

さっきの尖血バットに加えてゾンビのような見た目の魔物に

石の人形みたいな魔物が複数体いる

(これなら 私にもおこぼれがきそうね・・!)

と思ったけど


今度は勇者ミトラパーティに加えて勇者アギトパーティが

「ローラ、補助は頼んだよ」

「まかせい」


「・・ソーラー・レイ!」

(ピキャアアアア!!)

勇者アギトの大出力魔法で接敵していないグループが一瞬で殲滅される

(ひえ~)


「このダンジョンの魔物は聖水や聖魔法と相性がいいから

僕らは掃討が楽だよね」

(ふーん そうなんだ)

勇者アギトはそういって当たり前のように団体規模の魔物たちをやっつけていく


そんな中にも

(はっ、なんか目があった気がする)

はぐれてやってきた尖血バットが私の前に飛び出してやってくる

あの目つきはきっと私の新鮮な血が目当てのようだ


(どうしようかしら まずは私の魔法で・・!)

「(ズズ・・!)」


リズは魔法を撃とうとしたとき


「シュゴオ!」

(わあ!)


横から炎がでてきて涎を垂らしていたコウモリに直撃する

「ブシュウ・・!」


そのままコウモリは魔力の光を出して消えてしまった

その一部の光が向かった先には・・

「ふふん」

アスラが得意げな顔つきでいたのだった


(あらあら まあアスラも暇をしていたわね)


そのまま魔物は結構いたと思うけど 私たちのパーティは

あっという間にやってくる魔物グループを倒してしまった


「(うーん しっかし私は何もせずになってしまったなあ

撃ち落とそうと思ったらあれは監査の人の追跡バエだったし・・)」


「ブブン・・」

ちょっと後ろに下がる監視の追跡バエ


すると横からリズに声がかかる


「だいじょうぶよ 私もだから」

そこには隣のステラがいて 使うことのなかった回復魔法の光が

杖から消えるところだった


(はっ・・)

何もしてない仲間ということだろうか 絆が芽生える

絆が芽生えたので荷物からお菓子を取り出してステラにあげる


(あれ・・でもよく考えると回復役ってステラがいるじゃない

この私の山のようなポーションって意味あるのかしら


最終的になにもせずに終わるのって もしかして私だけなんじゃ・・)


・・

その辺を何もしてない仲間であるステラとモグモグしながら

ダンジョンを進みながら話している

何もしないのもあれなので持ってきていたオジキ仕様の多機能木版を出して

道をマップに記録しながらいく


ただちゃんとちゃんとしたこのダンジョンのマップは既にあるので

これも仕事のない私の自己満足に近い


「ザシュウ!ガギン!」


(この間にも前衛が魔物を倒している音がする 余裕だなあ)


ステラによると どうも魔法では詠唱でワンテンポ遅れたりとか 

範囲回復魔法だとより治療が必要な患部への即効性が低かったりする場合があるし

いざというときの緊急手段としてはポーションはとても優れているらしい

(ふーん そうなのね)


魔物を倒しながらずんずんとダンジョンを前に進んでいくが

けして闇雲に進んでいるわけではない


今日の目標はこのトルマドルマ洞窟ダンジョンの奥にいる

「重魔導トルマリン・ゴーレム」という大型のダンジョンボスを倒して

ダンジョン制覇の証を手に入れて持ち帰る、というものだ

その進路に向かってダンジョンマップを頼りに進んでいっている


その途中で

「!」


「あっ!あれってもしかして・・!」

「「  」」

岩陰に隠れて見えにくかったけど宝箱のようなものがある


(へえ・・!ダンジョンで宝箱見るのは初めてだわ

これは宝石に違いないわ! いただきね!)

初めての宝箱発見に少し盛り上がるリズ そこへ動き出そうと・・

そこに


「お! 宝箱じゃねえか! 見つけたぜ いただきだぜ!」


大剣士ジャスパーもほぼ同じタイミングでお宝を視界に見つけたようで 

その宝箱に素早く駆け寄っていく


「あっ」

「(ぬう・・私が見つけたのに~)」


そんなリズにステラが目配せする

「いいのよ 探知もしてない宝箱にいきなり近づいたら危ないわ

頑丈な人に任せておいたほうがいいわ」

(そういうものなのかあ)


「オラァ!」

「(ガチャ!)」

鍵はかかっていないようでその宝箱はすんなりと開く

どうやら罠っていうわけでもなさそう


気になるダンジョンの宝箱から出てきたものは・・


「なんだこりゃあ」バーン

普通の鉱山の掘削で使うような鉄のツルハシであった


(うーん これで宝石でも掘りなさいっていうことなのだろうか

ケチなダンジョンだなあ こりゃ寂れるわ)


その時 上から 

「ボトッ!」

ジャスパーの頭の上に何かが落ちてきた

(うえええ)


なんていうか・・グロい なにかの内臓が意思をもって動いてるみたい

モザイクの塊みたいな生物がジャスパーの頭にかかってうごめいている


「うぎゃあ! なんじゃこりゃああ!!」

ジャスパーは手に入れたツルハシを放り投げて悲鳴を上げる


(え、これやばくない? 魔物だったらやられちゃうんじゃ・・!)


「ジャスパー君!落ち着いて!」

勇者アギトが前に出る


「それは・・魔物じゃないよ 「ベルルグ」だよ

洞窟原産の高級食材の生物だよ 宝箱を開けた人に嫌がらせみたいに

降ってくることはあるけど 特に害はない生き物だよ」

「ま、まじかよ」


(ふーん? 魔物じゃないんだ ん?「ベルルグ」?

なんか最近どっかで聞いたような・・高級食材・・?え・・まさか)


「昨日 旅館でも食べたやつだね! 見た目はともかく最高においしいよね」

「おお まじか うまかったやつだな やったぜおい」


「(い、いやあああああ~~!!)」

このグロテスクな生物をどうやら昨日リズは食わされていたらしい

(おいしかったけど こんなの知りたくなかったわよ!)


(え・・まさかステラ・・これを知ってて私に昨日旅館でお肉を・・)

私はステラに目を向ける


ステラはその私の蒼白な表情から言わんとしていたことを理解したようで


「いや・・私はちゃんとお願いしたから・・ 

それにリズも知ってて美味しそうに

食べてるのかと思って問題ないかと思ったの 私は・・その・・苦手だから」

(あああ~そんなあ~)


さっき築いたステラとの儚い絆は崩れたのだった


博識な勇者アギトはさらに余計な知識を披露する


「生きてる新鮮なベルルグなんてなかなか市場に出ないんだよ

傷みやすいからね

新鮮なベルルグは生で食べるのがおいしいんだってさ!」


「うおお まじかよ じゃあ俺 一番乗りだなあ!」

(う、 ま、まさか・・!)


「ベルルグ! いっただっきま~す!」

(ブシャアアアア!!)


「(いやああああ!!!)」


ただでさえグロテスクなベルルグがジャスパーに一部を直で食われて

さらにグロテスクなことになっていた


「おお! こいつは・・!のどごし 爽やかだぜ!」

(おええええ)

ゾンビのようになって見た目全然爽やかじゃないジャスパーの口から

なにか変なものが垂れてピチピチ飛び散っている


「ジャスパー!いけませんよ!独り占めは!」

「おう・・!リード!お前も食ってみろ!力がつくぞ!」


「では実食!」

(ブシュウウウウ!!)


「(ああああああ~~~!!)」

またしてもグロテスクに飛び散るベルルグとかいう迷惑な生物

もはやなんというか そこにゾンビが2匹生まれたような空間になっていた


「このおいしさ・・!まさに天の恵みです

さあ 勇者も実食を・・!」

グロテスクな何かを握りしめて賢者リードが勧めている

何かの液がしたたっている


「いや・・私はちょっといいかな・・」

「僕も 実はベルルグはちゃんと小分けにして火を通す派なんだよね」


どうやらまともな感性(?)をしていた勇者たち


「べるるぐ・・」

(ハッ・・!)

ジャスパーが力がつくとか言ったため

アスラがまん丸い純粋な目を向けている


「だめ・・! 絶対だめよ! 近寄ってもだめ!」

「え~」

アスラはがっちりつかまえておく


(もう~ なんなのよ あいつらゾンビじゃないの 魔物よ

この場で焼却されなさいよおお~~!

こんなの監査的にどうなの?許されるの?)


(しかし・・私が宝箱の方に行かなくてほんとうによかったわ)


・・・

高級食材ベルルグのひと悶着であった


(ちなみに その後どうみても取り巻き2人の姿が魔物のゾンビだったので

このダンジョンはゾンビの魔物も出現するので 

間違えて同士討ちにならないように

ステラがすごく嫌そうな顔をしながら

ゾンビ男2人にクリーンの魔法をかけて洗浄してあげて

何もしていない勢を抜け出したのであった)


・・・

ダンジョン探索はほどなく再開され

その後も私たちは特に障害なくダンジョンの中を進んでいく

(もちろんダンジョンの魔物はでてきたけど 出てくるたびに即やっつけていた)


進行スピードも速い

途中からローラにパーティ全体で補助魔法をかけてもらって

それは不思議なもので

すごく動きやすいっていうか身体能力が上がった様な感じになっていて

速く進んでも疲れにくくなっていた


・・

「ここも地図とは変わっていなかったわ」

「チェックポイントよーし」

道中では魔物を倒すだけではなく

打ち合わせたダンジョン内での環境の保全や地形の変化がないか、

目印の管理ができているかのチェックなどもついでに行って


研修項目のルートの指定のポイントの点検と念入りに休憩もはさみながら

確実なペースで着々と奥の方へと進んでいく


・・・

そうして私たちは問題なく(?)このダンジョンの最奥の間にやってきたのだった


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