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【第一章】第五十九部分

生徒会室はそれまでとは空気が変わっていた。

すでに鳴志司とゆめ、つかさと緋景の2カップルは消滅していた。

一方、ゆめと緋景はつかさと鳴志司が付き合っていると確信していた。学校中がゆりだらけなのだから、ホモがあるのも当然な認識である。(緋景はゆめから話を聞いた?)

つかさと鳴志司は実際には付き合っていないのだが、生徒会室での日常はこうである。

つかさと鳴志司のポジションは、二人用のソファーに固定された。ふたりの前には小さな白いテーブルがあり、そこにはオレンジジュースがひとつだけ置かれている。 グラスにはストロー2本差されている。

つかさと鳴志司は互いに目を合わせてはいない。しかし、裕璃音、ゆめ、緋景、楼里がふたりを囲んで、手拍子を叩いている。

「ホモラブ、ホモラブ、ホモラブ!」

『チュー、チュー。』

リクエストに、大いに応えて、ふたりはストローから吸入した。

「どうして、うりがこんなことをしなくちゃいけないのだ。お兄ちゃんはうりのモノなのに。ぐすん。」

楼里は涙ぐんで手が濡れている。裕璃音が楼里を慰めるようにやさしい声をかけた。

ゆめは手拍子しながらも目付きは明らかにこわばっている。

「あたしは自分の気持ちがわからなくなった。このつかさと会長セットはあたしが仕組んだものなのよね。、それは、楼里がつかさに手を出せないようにするための方策で、たぶん、つかさはそれに乗ってくれたのよ。」


ゆめは断腸の思いであった。ゆめはつかさがホモではないことを知っていたが、楼里は長らくつかさと一緒に住んでいなかったので、ホモだと勘違いしてしまった。それはゆめの思惑通りなのであった。


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