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星瞬く夜

作者: 四季

2019.4.17 に書いていたものになります。

二つの星が瞬く夜 私は君に恋をした

それは夢のように輝く 素晴らしい邂逅で

一瞬でこの心 掴んでもう離さない


二つの星が瞬く夜 私は君の手を取った

それは夢のような感覚 素晴らしい幸福で

この時が永遠に なればいいと願わせる


二つの星が瞬く夜 私は君を抱き締めた

それは夢のような時間 素晴らしい一時で

束の間のこの時 温もりを感じながら


だがそれは、いずれ過ぎゆく

だがそれは、消える幸福


一つの星が瞬く夜 私は君を追いかけた

それは夢のように脆く おぼろげな時の中

唐突に奪われる 悲しむ間も与えない


一つの星が瞬く夜 私は君の名を呼んだ

それは夢のように消えゆく 幻想の名残りで

この時が永遠に なればいいと思わせる


だがそれも、いずれ溶けゆく

だがそれも、消える幻想


ただそれでも どうか 星が失われる前に——

ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  二つ瞬く星のように、傍にいた二人。  触れ合う幸せに満ちた言葉は、「私」にとって「君」がどんなに大切なのかを十二分に伝えるもので。  だからこそ。星のように消えたその存在への想いが切な…
[良い点] 短くシンプルに韻を踏んでいて、世界観も綺麗です。
[良い点] 二つの星と主人公たちが重なって、とても切ないですね。 やがて時は過ぎゆくとはいえ。 二つが一つになるのがとても切なかったです。 短い中でもドラマがあり、四季さまの描きたいものがくっきりと…
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