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新たな人生

 僕の意識は暗闇に落ちていく。延々と続く暗闇を僕は落ちていく。僕は死んだことをを自覚した。その時、突然クッションのようなものが当たり、落下が止まった。意識が覚醒し、目覚めるとそこは知らない場所だった。


「なんだここは?」

「ぐぅぅぅぅぅぅがぁぁぁぁぁぁ…」

「え?」


 僕の下に太った人がいるがいびきをかいて寝ている。さっきのクッションのようなものはこの人の脂肪だったのか。勢いよく落下して当たったのに起きないとはどれだけ深い眠りについているのか。


「おい! クソデブ暴食野郎! そんなとこで寝てんじゃねえ!」


 大剣を持った女性が近づいてくる。見た目からして女騎士だな。クソデブ暴食野郎とは多分この寝ている人のことだろう。おや? もしかしてここは異世界か?


「おいそこのガキ! そこにいるでかぶつを運ぶのを手伝え!」

「あっはい!」


 いきなり手伝わされた。逆らうと危険なので従っておこう。てか重いなあ、何キロあるんだ?


 暫くして僕と女性は村に着いた。なんだか強そうな人がいるな。


「ガキは離せ。あとは私が片付けておく」


 あの重い人をあの女性は片手で持ち上げている。手伝う必要あったのかと疑問に思ってしまう。そう思っていると黒ローブの女性が話しかけてきた。


「君に言っておくことがあります」

「なんですか?」

「突然ですが君は異世界転生をしました」


 やはりそうなのか。ここは異世界なのか。僕は死んだのか。そしてこの世界に来たのか。


「ですが安心してください。君はチートではありません」


 ん? チートじゃないから安心ってどういうことだ?


「あのチートだったら危険なんですか?」

「はい。チートだとこの世界の神に殺されます。神はチートよりも強いので抵抗しても無駄です」

「ええ!?」

「ですが、チートであっても好き勝手したりしなければ殺されません」


 この世界はチートに対して厳しいのか。


「好き勝手したチートがいたんですか?」

「はい。そのチートは転生してきた途端に自分勝手なことをやり始めたので太陽の神に焼き払われました」

「うわぁ・・・」


 チートを倒すってことはこの世界の神はもの凄く強いってことか。


「話しは以上です。ですが君は住む家がありません。なので申請に行きましょう」

「・・・はい」


 この女性は一方的に話しを進めてくるな。家が無いのは事実だけど。とりあえずついて行こう。


「ここはギルドのような所です。ここで住民になることを申請します」

「はい」


 僕は女性に言われた通りにし、この村に住む申請をした。ここの人の中にサンタみたいな服装をしている人がいるが気にしないでおこう。


「新しい家ですか? 誰かの家ですか?」


 え? どういうことだ? 僕は困惑したが女性が教えてくれた。


「新しい家で一人暮らしか誰かの家で共同生活かということです」

「それなら一人暮らしで。お金はいりますか?」

「いりません」


 僕は一人暮らしに憧れていたので一人暮らしにした。お金がいらないのは何気に凄いかもな。申請が終わると僕と女性は僕が住む家の前に来た。


「ここが君の家です」

「はい。色々とありがとうございました」


 女性にお礼を言って、僕は家に入った。広くて住み心地は良さそうだ。すると女性が何か言い忘れたような様子で僕の所に来た。


「名前を言い忘れていました。私はシャラです。君がこの村に来る前に会った女騎士はギルで、大きのがカイドンです」

「僕は宮村宏樹みやむらひろきです」

「苗字は結構です。なのでヒロキと呼びますね」

「はい」


 互いの名前を教えた後、シャラさんは僕の家を出た。今日から一人暮らしとなり、楽しみと不安がまじる。他にも家があったし、ギルドのような所に行く途中に店もあったので明日行ってみるか。今日はもう寝よう。

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