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惨文詩

電柱と光と虫と。

作者: 舞端 有人

家の前の電柱に街灯がついている。


煌々と照るそれは、道と僕の部屋と僕の影を剥いでくる。


街灯の周りには、いろいろな虫が飛び交っている。


大きい虫、小さな虫。飛び方も様々で、個性豊かな虫たちが、光に群がっている。


人はその虫を気持ち悪いと言うけれど、彼らは僕たちと何ら変わりはしない。


僕たちだって、光を求めてる。

明日に対して、未来に対して、希望の光を貪欲に追い続けている。


愛を求めて、力を求めて、夢を求めて。


だから、僕たちも彼らと同じ、光求める虫なんだ。


社会にとって、世界にとって、地球にとって。


僕たちは矮小な害虫でしかないのだろうから。

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