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ドリーミング・レジェンド  作者: 世鍔 黒葉@万年遅筆
ACT2 「二人の伝説」
36/62

T2-0

――彼らは本当に脱出したのか?


『はい、間違いありません。S.W.の断片を持った「英雄」は、現在「姫」の干渉できるネットワーク圏内から逃れています』


――驚いたな……まったく、「王女」が苛立っているわけだ。「姫」もプログラムの欠損エラーを放っている。


『申し訳ございません』


――いや、それは君の役割ではない。そして私のでもない。彼らはとうに役目を終えている。


『その節については……』


――気にしなくてもいい。最初から計画され、彼らもそれを望んでいた。だが、このままでは計画が滞ってしまう。


『奪還が、必要不可欠と?』


――その通りだ。だが、強引な手法を取るわけにはいかない。今の我々の立場は非常に不安定だ。


『……まさか、「姫」の力が減衰しているのですか? 物量で攻められてしまったら、対処仕切れないと?』


――ああ、君は実に聡いな。だからこそ、我々が注意しなければならないのは、「王女」のことだ。


『まるで昔の「女王」のようですね。とても人間らしいお方だ』


――「女王」のほうは、らしくもなく落ち着いてしまった……。


『……私にも、「王女」の活動を制限する権限はありません。彼女は、どうにかして押さえましょう。いつまで持つかはわかりませんが……』


――準備は既に整っている。後は「英雄」の帰還を待つのみだ。それに、我々の目的は支配ではない。


『は……』


――君には、つらい役目を負わせてしまった。新たに訪れる君たちの時代が、栄華に満ちたものであることを祈ろう。




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