第6話
お久しぶりです!!かなり久しぶりな投稿です^^;
歩いてから約15分くらい経ったとき、赤い建物が見えてきた。ぱっと見はきれいになってるけど・・・
「もしかして、あの赤い建物がギルドか?」
「うん♪そうみたいだよ~」
はるが携帯を見ながらそうやって言う。つか、前見ずに歩いてるのに何で誰にもぶつからねえんだよ・・・。俺なんて結構人にぶつかりそうになったのによぉ・・・
「ん?それはねぇ、気配探りながら歩いてるからだよ~。・・・そういえば、ゆうにぃって何で気配探りながら歩かないの??」
はるがこっちを見て心底不思議そうに聞いてくる。実は、俺達は剣道や弓道などの道が付くものは大抵やらさせられていたせいで、気づいたら気配を探ることが出来るようになっていた。
「・・・・・・あぁ、気配探るのすっかり忘れてたわ。っていうか何で俺の考えてることが分かったんだよwww」
もしかして俺、また声に出してたのか?ヤッベーwww
「いんにゃ~?ゆうにぃは声に出してないよ。ただ単に私がそうじゃないかなって思っただけだよ」
「マジか~って、さっきのもかwww」
「そーだよ~。あっ、話してたら着いたね、ギルド」
「おぉ、そうだな。2階建てか?」
「私、てっきり石造りかレンガ造りのどっちかだと思ってたけど木造だったんだね~」
そう、俺も思っていたものは石造りかレンガ造りのどちらかだったのだが、実際には木造だった。・・・ん?あの看板・・・
「・・・なあ、はる」
「なあに?ゆうにぃ」
「あのさ、ギルドの看板に《そこどこ》って書いてあるように見えるんだが・・・。気のせいか?」
おかしいな~、俺視力かなりいい方なんだがな。疲れたのか・・・?
「ゆうにぃ。残念だけど、そうやって書いてあるからね。気のせいじゃないからね?」
「Oh・・・。はる、他にギルドってねえのか??」
「うぅん・・・。有ることには有るけど・・・。ゆうにぃ、私はここがいいな」
「は?何でだよ?こんな名前の所なんて・・・」
「じゃあ、《薔薇十字》っていう薔薇を口にくわえて月一で踊るとこ行きたい??《どんつく》っていう某伝説のいい男みたいなのがいっぱい居るとこ行きたい??それとも、一番マトモで冒険者の登録が多いけどギルドマスターが狂戦士になることがある《バースト》ってとこが良いの??私は嫌だよ?その点、このギルドならギルドマスターがめんどくさがりで、全然冒険者がいないだけで他はマトモなんだよ??」
はるが俺の言葉に被せて言う。しかもかなり早口でwwwつか、《どんつく》って。どうしよう、かなり怖いんだが・・・。主に貞操の危機が・・・!!でも、狂戦士ってwwwかなりめんどくせぇじゃねぇかwww
「あぁ、確かにここが一番だわwww」
「でしょ??《薔薇十字》はキモいし?《どんつく》はゆうにぃが危ないし?《バースト》は絶対めんどくさいことになるだろうし?ここに入るのが正解じゃない?」
「ああ、そうだな。ここにするわ」
「けって~い!!んじゃ、さっさと中入ろ~??」
はるがギルドの扉を開ける。中に入ると受付のところに一人女の人がいるだけでパッと見は他に人がいない。一階は依頼の紙が貼ってある看板と受付、そして木造の長い机とセットの椅子が何個か設置してあるだけだ。二階の所はここからじゃ見えない。ここで立ち止まっていてもしょうがないから、受付の人の所まで歩く。っつぅか、受付の人もビックリしてるwwwそんなに人が来ないのか??
「ゆうにぃ、ガラーンってしてるよ。ギルドってこんな感じなのかな??私の中のギルドってこう、おじさん達が昼間からお酒飲んだり喧嘩したりで、かなりうるさいイメージなんだけど・・・」
「ほんっとに人がいねぇんだな。こんなんでこのギルド大丈夫なのか??かなり不安になってきたんだが・・・」
若干失礼なことを小声で言う。でも、仕方がないと思うwwwだってマジで静かだし??受付の人の前に来たんだが・・・まだこの人固まっているwww声、かけるか・・・
「おーい??いい加減目ぇ覚ましましょうか??」
「大丈夫ですかー??」
「・・・・・・はっ!!す、すいません。」
俺等が声をかけてやっと戻ったみたいだ。
「固まってしまい、申し訳ございませんでした。このギルドに人が来ることが無かったものですから・・・」
「あぁ・・・。そんなに人が来ないワケ??」
人が来たからビックリして固まるとかwwwどんだけ人が来なかったんだよwww
「はい。というよりもぶっちゃけて話しますと、あなた方が初めてです。」
「・・・おいおい。良くそれでこのギルド大丈夫なんだよ・・・」
「あの、私達冒険者登録しに来たんですけど・・・。いいですか??」
あっ!!そういえば冒険者登録するためにここに来たんだった!!やっべwwwギルドの中の状況にビックリしてすっきりさっぱり忘れてたわwww
「・・・もしかしなくてもゆうにぃ、忘れてたでしょ」
「おうよwww」
はるがジト目で見てくる。ここは開き直った方がめんどくさくなくていいからなwww素直に言いますとも
「え!?登録希望者ですか!?やったぁ!!初めてのギルド登録者だわ!!」
「マジかよwww」
「受付の人ってかなり暇でした??」
「えぇ!!メチャクチャ暇でしたよ。受付なんてしなくてもいいぐらいですからね。あ、あと私の名前はミーシャです。受付の人なんて言わないでくださいね」
「ん、解った。だから登録用紙くれ」
「はい、これに書いてください」
ミーシャから貰った登録用紙に記入していく。
名前:ユウヤ・クロサキ
性別:男
年齢:16歳
人種:人
魔力:たくさん
属性:たくさん
戦い方:適当
目的:金
こんなもんか??
「書いたぞ」
「私もでーす」
ついでだからはるのを見てみるwww
名前:ハルカ・クロサキ
性別:女
年齢:15歳
人種:人
魔力:たくさん
属性:たくさん
戦い方:適当
目的:金
俺のとそんなに変わらんwww
「・・・目的が生々しすぎるわ!!って言うか二人とも魔力・属性が『たくさん』って・・・」
「「そのまんまですけど何か??」」
「・・・もういいです。ハイ」
おお、諦めたかwwwまぁ、人生諦めが肝心っていうしなwww
「はぁ・・・。一応魔力と属性はきちんとしたものがいるので測定しますね」
「りょーかい」
「は~い」
俺等は二階にある会議室ってところに来た。ミーシャが棚から持ってきた二つの水晶を近くの机に置く。薄い赤が入ってる水晶と無色の水晶か・・・。
「こっちの赤が混じった感じの方が魔力を測定します。こっちの無色透明な水晶の方が属性を測定します。取り敢えず先に魔力をこの水晶に流して測定して下さい」
「先に俺がやってもいいか?はる」
「うん、いいよ~。って言うかミーシャさん、ゆうにぃが魔力を測定しているときに私が属性を調べてもいいですか~??」
「いいですよ。むしろその方が時間短縮できて楽ですね」
「んじゃ、そういうことで。オラッwww」
――――――バキンッ――――――
「・・・・・・え?」
説明しよう!!今何が起こったかというと、俺が少しだけ魔力を流したら水晶が砕けたwww
壊れたんじゃない!!砕けたのだ!!お約束すぐる件について。そしてミーシャがまた固まっているんだがwww
「それじゃ、私も~。エイッ」
はるの方はさすがに壊れたりはしなかったが・・・なんっつうかwww
「色が大量発生www」
「何これキモい」
「・・・・・・マスター!!」
ミーシャが大声で叫びながら出て行ったwwwまぁ、戻ってくるだろうからスルー!!それにしても・・・
「コレ何の属性があるんだろうな」
「アラルに聞いた方が早いよ~。・・・・・・多分」
確かにそれもそうだな。・・・・・・多分。断定できないところがアラルだなwwwっていうことで携帯を取り出して、通話ボタンをポチッとなwww
『??誰~??』
お、ちゃんとつながったな。ヨシ!!
「アラル、俺とはるの魔力と属性を詳しく教えてくれ」
『何だ、悠夜君だね??詳しく説明すると、魔力はだいたい10兆ぐらいかな!!属性は自然属性と光に闇、想像や破壊や時や重力・・・う~ん、後は何だったかなぁ~??あ!!血に音や夢、幻とかもあったよ!!でもゴメンね??僕もたくさん有り過ぎてそこまで覚えてないんだ』
神様でも覚えきれないとかwww
「いや、それだけ解ればいいわ。サンキューな」
『ううん、暇だったからいいよ~』
「んじゃ、何かあったらまた電話するわ」
『うん、それじゃ~ね』ピッ
それにしても、10兆とかwww
ここで言っておくけれども、帝はだいたい500万ぐらいあるとなれる可能せいがあるそうだ。今この世界で一番強くて魔力が高いと言われている総帝が1000万ぐらいだってよ。
俺らがチートすぐる件www
自然属性って言うのは、火・水・風・土の4属性と、それにプラスして氷や雷のことを言う。属性は、普通の人はたいてい1つか2つで、たまに3つか4つ持っている人がいるみたいだ。総帝は自然属性と光と闇を持っているらしいぜ??総帝が強いwww
っていうかミーシャが遅いwww
そしてはるが静かだと思っていたら携帯で音楽聞いていましたwww
早くギルドマスターか誰か連れてこないかな!!かなり楽しみですwww