第5話
みっ、短いです…(;∞;)
門(?)を抜けると、結構ガヤガヤとしている大通りに出た。果物を売っているおばちゃんがリンゴらしき物をもって元気に聞いてくる。
「そこの二人!このリンゴおいしいよ!!買ってかないと勿体ないよ~!」
…普通にリンゴって名前かよ。何でか分からないけど、はずすと意外と恥ずいな…。
「悪いけど、今金がないから買えないんだ。わりぃな」
「あら、そうなのかい?ねぇ、もしかしてあんた達この国に来るのって初めてかい??」
「ああ、そうだが…」
「あら!やっぱりそうなのかい。なら、このリンゴはサービスだ。もっていきな!」
「いいのか?それだと商売にならないだろ?」
「ああ、大丈夫だよ。あんた達がここをいろんな人に広めてくれればアタシの店の名を知って、買いに来てくれる人が増えるからねぇ」
「ははっ。前言撤回。ちゃんと商売してたわ。りょーかい、ちゃんと広めておく」
「だろう?…あっ!そうそうっ、あたしの店の名前は“メノウ”だよ!頼んだよ~!!」
めちゃくちゃきっちりしてるおばちゃんですたwwwちゃんと店の名前も言ったし。…俺なんて店の名前聞くことなんて忘れてたのにwww
俺達はおばちゃんから貰ったリンゴを食べながら歩き出した。
「ふぅ。結構あのおばちゃん損得とか考えてたんだなぁ。」
「だねぇ。…そうだゆうにぃ、いい加減お約束なあの場所に行ってみせんか?」
はるがニヤニヤしながら聞いてくる。まあぶっちゃけ俺もあそこには行ってみたい。それに、金を稼がないといけないしな。別に金なんて神様スペックで作れるんだが、そんなことをやっちゃうほど非人道的じゃあないし?
「それじゃあ行きますかねぇ。お約束の場所…ギルドへ!!」
ギルドよ、待ってろよ!!楽しいお約束イベント期待してそっちに行くからな!そう俺は思いながら歩いた。
「あっ!ゆうにぃ、そっちじゃないよ!こっちだって!」
「…さあ行くぞ!ギルドへ!!」
めちゃくちゃ恥ずかしかったです、ハイ。
誤字•脱字等あったら教えてくれると嬉しいです^^