第4話
「はい、とーちゃくっと」
初めて感じる浮遊感の後に目を開けると街の前についていた。街っつか国だよな、コレは・・・だって門番とかいるし??
「・・・つか、無駄にデカくねぇか??」
「だよねぇ。・・・ここはこの世界で一番大きい国らしいよ??」
「デカいはずだわ。俺、街に転移するつもりだったんだけどな」
「何でだろうね??」
「まぁいいや、考えるのメンドイし」
「じゃぁ、中に入ろっか~」
「だな、ここで立ち止まってるわけにもいかねぇし?」
俺等は門番の前に歩いて行った
近くで見るとなおさらデカく感じるな
「そこの2人は何をしにこの国に来たんだ」
「あぁ、この国を観光したいんだが・・・ダメだろうか??」
「別にいいぞ。・・・うし、通っていいぞ。ああ、面倒な事するなよ!!」
「え!?こんな簡単に通していいの!?」
あ、それ俺も思ったwww
こんな簡単に通したらダメだろ絶対
「別に大丈夫だぞ??だってこの紙があるからな!」
門番が青い紙をピラピラさせる
「何だ??その紙は」
「あぁ、これはな嘘か本当か分かるんだよ」
「ふえぇ~、便利だねぇ。嘘つけないじゃん」
「そう、だからこれが反応したら入れないんだよ」
「その紙はどうなったら嘘ってことになるんだ??」
「それは簡単!!これが嘘だったら赤い紙に、本当だったら青い紙になるからな」
「いつもは??」
「黄色」
信号機かよ・・・
「ほれ、もういいだろ?後ろ詰まってるから早く行けや」
「了解。んじゃ、頑張れよ~おっさん」
「誰がおっさんだ!!誰がっ!!」
「はぁ?おっさん以外に誰が居るって言うんだよ」
「覚えとけよ!」
「え?ヤだよ。何でそんなどうでもいいこと覚えとかなきゃなんねぇんだよ?」
「むっかつくガキだな!ってオイ!!無視すんなコラーッ!!」
おっさんの話に付き合うのも時間の無駄だと思ったから俺達はおっさんの話を聞かずに門を通って行く。
あのおっさんは結構面白いな。
「もうっ。ゆうにぃあのおじさっ…門番さんのことからかいすぎだよ?」
「そうか?そんなからかったつもりねえんだけどな~」
つか、はる絶対おっさんって言いかけただろwww人のこと言えねぇじゃねえかwww
門は縦だけじゃなく、幅も結構ある。だいたい縦2•300メートル横、は分かんなくて幅は7・80メートルぐらいだと思う。
歩いているうちにだんだん前方の光に近くなっていく。どんな所なんだろうか。世界で一番大きい国なら活気づいているんだろうな~っていうか活気づいてないといやだ!
「ゆうにぃ、何ぼうっとしてるの?もう少ししたら門くぐり抜けるよ!」
「おおぅ、マジか」
考え事しながら歩くのは止めておこう。人にぶつかりかけたしwww
誤字、脱字等ありましたら教えてくれると嬉しいです!
久しぶりの投稿なのに内容が…><;