第3話
更新遅れてスミマセン><
誤字脱字等ありましたら教えてくれると嬉しいデス(`・ω・´)
「うっ・・・ここ、は?・・・はる⁉︎どこだ!?」
俺は森の中にいた
周りを見ても、誰もいない。
一緒に落ちたはずのはるもいない
何でだろうと思い、大きな声で叫ぶと・・・
ガサガサッ!
と音がした。
音がした方向を見ると、そこからはるが出て来た。
「あぁっ!やっとゆうにぃ見つけたっ!!歩き続きでほんとに疲れたんだよぅっ!?」
「はるお前、俺がいないからってずっと探してたのかよ」
はるが涙目になりながら言った。
そんなこと言われたら苦笑せずにはいられなかった。
ぶっちゃけた話、けっこう嬉しい。
はるは極度のブラコンだけど、俺もけっこうなシスコンなのだと思う。
「・・・はる、お前はここがどこだかだいたいでいいから分からないか?」
俺はダメもとではるに聞いてみた。
「ん~?ここは迷いの森みたいだよ~。」
すると、意外なことにキチンとした答えが返ってきた。
ふむ、この森の名前は迷いの森なのか。
あれ?何ではるはここが迷いの森って分かったんだ?
「それはねぇ、これを使ったからだよ~。」
はるはそう言って俺に自分の携帯を見せて来た。
「?携帯がどうかしたのか??って心の声読むのやめれwww」
「え?心の声もなにもゆうにぃが口に出してたんだよ?もしかして、口に出してるって気づいてなかったの?」
「な、何・・・だと・・・!?」
この俺がそんなことをしていただなんて・・・俺、全然気付かなかったんだけど。
今度からはちゃんと気を付けるとするか
「それで?その携帯が何で関係してるんだ??」
「あぁ、そのことだったね。実はこの携帯はねぇ、神様スぺックで創られた携帯なんだよ!すごいでしょ~」
はるは“えっへん!!”とでも言いたそうな顔で胸を張ってそう言った。
はるって同年代の女子よりもデカいんだな
まぁ、何がとは言わないがというか言ったら殺られるwww
「ゆうにぃ、何か失礼なこと考えてない??」
「考えてないです、はい」
やっべぇ!!はるこっええ!!睨むなこっちを!!いや、睨まないでくださいお願いしますぅ!!
「ふぅん?なら良いんだけど」
「ってか携帯って?俺はそんなの持ってねえぞ??」
「だって自分で作ったんだも~ん♪っていうかゆうにぃなら自分で作ると思ってたんだけど。もしかしてゆうにぃ、魔法のこと・・・忘れてた??」
はるにそう言われてから気が付いたけど俺にも魔法が使えるんだった・・・
魔法のことすっきりさっぱり忘れてたわ
「あぁ、思いっきり忘れてた」
「ゆうにぃ・・・」
ちょっそんな可哀そうなものを見る目でこっち見んなしwww
「はぁ、そんな事よりゆうにぃも作ったら??自分専用に作れるんだよ!!」
「ふぅん確かに携帯有ったら便利だわな。はるはどんな機能付けたんだ??」
「私はねぇ検索機能と、インターネットに繋いだだけだよ~」
「それだけか??意外と少ないんだな」
「だって念話っていうので話せるみたいだしね。検索機能はあってもなくてもどっちでもいいしねぇ。っあ、後は防水機能,防電機能とかかな??」
確かに念話で話せるし、検索機能なんて無くても頭の中に知識が入ってるし?
ぶっちゃけ要らないな、神様スペックの携帯なんて
「まぁ要らないだろうけど、頭の中の膨大な知識を出すのって結構頭痛いよ??」
「マジか~。ってかやってみたのかよwww」
「うん。結構っていうかかなり辛いよ、アレは・・・」
はるがめちゃくちゃ顔をしかめている
そんなにも痛いのか~なら俺も作ろうかなぁ
「絶対作った方がいいよ!!本気でお勧めするよ!!」
「本気と書いてガチと読むんですよね判りますwwwってかまた俺口に出してたわけ??」
「うん、バッチリとね」
「気を付けるとするかwwwさて、携帯作るとしますかねぇ」
「ゆうにぃは携帯何色にするの??」
色、かぁ。何色にしようか迷うな
「ん~無難に黒にしとくかな?」
「へぇ、私と正反対の色だねぇ」
「はるは白色だったな、そういえば」
「うん、でも黒色もいいよねぇ。どっちにするかメチャクチャ迷ったんだよね~」
「ふぅん、・・・うし出来た!!」
「シンプルだね。さてとじゃあこの森でよっか」
シンプルいいんだぞシンプル!!
変に凝ったものにする必要なんてないしな
「あぁ、いい加減出るか。この森飽きたし?」
「だよねぇwwwんじゃ、転移する??それとも飛ぶ??」
「飛ぶってwww転移にしようぜ」
普通転移って行った事のある所にしか出来ないけどそこはほら、神様スペックだから!!
「じゃぁ、ゆうにぃがやってね!!」
「ん、りょーかいっ【転移】」
さて、ココから一番近い街に出るようにしたけどどうなることやらwww
ってこれフラグじゃね?www