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誓約龍魂バハムートセイバー  作者: 宮下龍美
第四章 学園青春ライフ
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問題児たち 2

 学園が用意してくれた広めの家とやらは、学生寮からもそう離れていない位置に建てられたペンションだった。

 一階の広いリビングはすぐそばにカウンターキッチンがあって、そこから二階にある各部屋の扉も見える。七人と二匹の大所帯となってしまった一行だが、このペンションならむしろ広すぎるくらいだった。


「さて、それじゃあひとまず、この学園諸島での目的をおさらいしておこうか」


 各々が一度割り当てられた部屋に引っ込んで、またリビングに集まってから。夕飯を用意してくれた朱音が、早々にご飯を平らげて口を開いた。

 こっちはまだ食べ終わってないのに。


「目的って言っても、そりゃもっと強くなるためにじゃないんすか?」

「もちろん龍太くんとハクア、ついでにローラにはそのつもりでいてもらうけどね。その間私たちはなにもしない、ってわけにもいかないでしょ?」

「まあそうよね。私とジンにしても、臨時教師やらされるのはいいんだけど、子供のお守りだけは流石につまらないし」


 この世界の教育機関は、基本的に龍太が元いた世界、特に日本と似たような制度だ。

 初等部六年、中等部三年、高等部三年、その後は国が運営している大学に入ったり、就職したり。

 これだけ魔導科学の発展した世界なのだから、当然比例するように教育が殆どの子供達に行き届いている。


 その最先端を走るのが、ドリアナ学園諸島。

 ここは通常の学校とは異なり、十二歳からの六年制だ。初等部を卒業した後、入学した生徒たちはこの島々で六年通して魔導と魔術を専門的に学ぶ。

 とは言え、年齢はあまり関係ない。最低限初等部を卒業していなければならないというだけで、中等部、あるいは高等部まで普通の学校を卒業してからこちらに入学してくる者も多数いる。


 そして、ここドリアナ学園諸島の特徴は、学園そのものだけではない。


「ここは風龍の巫女が治める島とだけあって、世界中の情報が集まってくる。現在のみならず、過去のものもね。それこそ、古代文明の情報なんかもドラグニアより多くあるかも」

「ドリアナ学園諸島の大図書館は有名なんだよ。ここの生徒や教師だったら自由に出入りできるから、空いた時間で調べ物できるね」

「なるほど、では俺とクレナがそこを担当すればいいのだな?」

「うん、お願い。私も一応、他にやることあるからさ」

「やることって?」

「龍太くんと同じだよ。ちゃんと君を止められるように、私も今より強くならないといけないから」


 ローグでの出来事は、朱音であっても力の足りなさを痛感したことだろう。

 暴走したバハムートセイバーだけじゃない。五色龍の一角、黄龍ヨミにも敵わなかった。それも、龍の巫女が二人に桃と緋桜までいて、手を足も出なかったのだ。

 誰よりも強いと思っていた、朱音ですら。


 少し沈んだ空気を、丈瑠の声が払拭する。


「それから、念のためにスペリオルが島にいないかの調査もしておこうか」

「でも、この島は転移も禁止されてるんすよね? あいつらが入り込む余地はないんじゃないすか?」

「そう思い込むのは危険だよ。実際ヨミは、結界が張られてたスタジアムに突然乗り込んできたでしょ? それに、ローグで僕たちが見つけたカートリッジ。あれがこの島に渡っていたら、スペリオルじゃなくてもスカーデッドと同じ怪物になってしまう」


 思い返されるのは、セゼルでジンの兄、レッドが巨大な蛇の化け物になった時のこと。そして朱音と丈瑠は、ローグで大量のカートリッジを発見している。

 恐らくだが、スカーデッド以外でもカートリッジを使い怪物へ変える技術を、スペリオルはすでに確立しているのだろう。


 この学園諸島の人口は、当然ながら学生の比率が多い。多感な年頃の少年少女だ。

 もしもそのカートリッジが、学園諸島へ持ち込まれていれば。スペリオルの口先に乗せられ、カートリッジを手にしてしまうことだってあるかもしれない。

 そういう可能性がある以上、スペリオルに関しても警戒していた方がいい。


「それから最後に、一番大切なこと」


 ピンと人差し指を立てた朱音は、その表情に優しい笑みを浮かべている。対等な仲間としてではなく、年長者として、保護者としての笑みで言うのだ。


「せっかくだから、龍太くんもハクアもローラも、三人とも学園生活を楽しみなさい」


 それどころじゃないとか、もっと他にやることがあるとか、普段の龍太ならそう思い、口にしていただろうけど。

 朱音の表情と声音に込められた優しさが、自然と首を縦に振らせていた。



 ◆



「赤城龍太です。一応異世界人で、魔術とか魔導とかはまだまだ初心者同然だけど、よろしく」

「リュータのパートナーのハクアよ。学校に通うのは初めてだから、仲良くしてくれると嬉しいわ」


 それぞれ学園の制服に身を包んだ二人の自己紹介を受けて、クラスメイトからパチパチと拍手が上がる。


 翌日、ついに登校初日となった今日。

 生徒として学園に入った三人は、同じクラスに割り当てられた。ローラは年齢的に下の学年かと思われたが、龍の巫女だし別にいいや、みたいな栞の適当な判断の元、龍太とハクアと同じ学年、五年の同じクラスとなった。


 そして、そのローラの自己紹介だが。


「みんなこんにちはー! ローラ・エリュシオンだよ! アイドルや龍の巫女としてじゃなくて、クラスメイトとしてよろしくね!」


 簡潔な自己紹介でも、完璧なアイドルスマイルを前にすれば、オーディエンスという名のクラスメイトたちは湧き上がる。中にはローラの顔がプリントされたうちわやタオルを持ってるやつまでいて、この場の主役があっという間に決まってしまった。

 無駄に緊張していたのが馬鹿らしくなる。


「えー、それじゃあアカギくんとハクアさんは後ろのハイネスト兄妹の隣に、ローラ様はそこの教卓の前にお願いします」


 担任教師から言われ、それぞれ席へ向かう。どうしてローラだけ前なのかと思ったが、シンプルにクラスメイト全員が一番ローラを見やすいからだろう。さすがはアイドル。


 教室の中は、意外にも元の世界とさして変わらない。違いと言えば、全て二人用の机であることか。当然のようにクラスメイト全員がパートナーといて、一人なのはローラだけだ。


「やあリュウタ、昨日ぶりだな」

「同じクラスでよかったわー。後で学園案内したるな」


 お隣さんは顔見知りのハイネスト兄妹。メガネの残念イケメンなイグナシオと、関西弁のソフィア。


「こっちこそ、知り合いがいて助かったよ。知らない奴らばっかのとこに放り込まれるよりマシだ」

「バハムートセイバーのこともあるし、事情を知っている二人がいてよかったわね」


 生徒の中で龍太とハクアの事情、つまりバハムートセイバーのあれやこれやを知っているのは、ハイネスト兄妹だけだ。

 中には魔闘大会を見ていたやつもいるかもしれないが、ハイネスト兄妹は学園側から二人のサポートを頼まれている。同じクラスになったのはそう言う理由からだが、龍太としても顔見知りがいるのは非常に助かる。


「そのことなら詳しく聞いてるよ。あの後、かなり大変だったみたいだな」

「うちらがバッチリサポートするから、大船に乗ったつもりでおってええで! まあ兄貴はあんま役に立たんやろうけど」

「おい、どういう意味だ妹。天才の僕にかかれば、リュウタたちのサポートなんぞお茶の子さいさいだぞ!」

「そうやって無駄に気合い入れとるところが期待できへんねん。絶対なんかやらかすやろ」

「そこ! 兄妹喧嘩はあとにしろ!」


 言い合いを始めたイグナシオとソフィアに、担任からの注意が届く。他のクラスメイトたちはまたやってるぞ、みたいな感じだ。このクラスの風物詩になってるっぽい。


「あー、一時的とはいえ編入生を三人も迎えたわけだが、来月の学園祭はこのメンバーで行うから、そのつもりで出し物を考えるようにしろよ。あと、臨時教師も四人入ってる。そのうち二人はギルドの魔導師、二人は異世界の魔導師だ。学べるものは全て学べ」


 担任からの話も終わり、朝礼は終了。担任が教室を出てから一限目までの時間に、クラスメイトたちはローラの下へ殺到した。


「これからよろしくお願いします、ローラ様!」

「どうしてうちに編入してきたんですか⁉︎」

「ローグは大変らしいけど、大丈夫でした?」

「あ、あのアカギってやつとの関係は⁉︎」


 これがまあ大繁盛。同じ編入生だというのに、龍太とハクアの下へは一人も来ない。


「まあ、ある意味当然っちゃ当然だな。そう気を落とすなよリュウタ」

「いや別に気にしてねえし」

「あっちは世界のアイドルで龍の巫女、こっちはは得体の知れない異世界人とドラゴンやもんなぁ」

「得体の知れないって言うなよ……」

「まあ、こっちにくるような人は余程の物好きでしょうね」


 クスクスと微笑みながら言うハクア。

 そんな物好き筆頭のイグナシオとソフィアは龍太たちと一緒にいてくれるのだから、ありがたい限りだ。


 たしかに異世界人ってだけで近寄り難いのだろうけど、それって普通、アイドルも龍の巫女も同じじゃなかろうか。

 いや本当、別にそんなに気にしてないんだけどね?


 なんて思っていると、一組の男女がこちらへ歩み寄ってきた。

 背が高く白い髪を角刈りにしたスポーツマンっぽい少年と、ウェーブがかった蜂蜜色の髪を背中まで伸ばしおっとりした雰囲気を纏った少女だ。


「どうやら僕らの他にも、余程の物好きってのがいたらしい」

「おいおい、ひどい言い草だなイグ。俺たちは単に、異世界人ってのに興味があるだけだってのに」

「それを物好きって言われてるんですよぉ、クロくん。わたくしたち学生が龍の巫女様と触れ合える機会を、みすみす逃しているのですからぁ」


 その雰囲気の通りゆったりとした話し方の少女が、龍太と目を合わせて丁寧に腰を折る。上品な所作だ。


「初めまして。わたくし、雷霆龍のキャメロットと申します。天龍の眷属であり、クロ・ルフルのパートナーをしています」

「クロくんことクロ・ルフルだ。出身はドラグニア、専攻は強化系統魔術全般。魔導格闘技(マギカアーツ)部所属だ。よろしくな、リュウタ」


 求められた握手に応えると、マメだらけの大きく硬い手だった。見ると、腰には剣を佩いている。

 この学園は武器の持ち込みも許されているから、剣を持っていること自体はおかしなことではないけど。その手とボロボロの柄を見る限り、クロ・ルフルはかなりの努力家のようだ。

 きっと何千何万、それ以上に剣を振ってきたのだろう。


「よろしく、二人とも」

「短い間かもしれないけれど、よろしくね」

「おう! お前らのことは魔闘大会で見てたぜ!」

「え、マジか」

「わたくしも見てましたよぉ。イグくんとソフィアちゃんのファフニールを、まさか打ち破るなんて思ってませんでしたからぁ。まさか、誓約龍魂(エンゲージ)を結んだ人とドラゴンがこの時代にいるなんて、驚きましたぁ」


 懸念していた通り、やはり魔闘大会の試合を見られていたらしい。あの日の最後の中継自体は途中で切られていたものの、しかし戦っていたのが龍太とハクアだということは知られているだろう。

 なにを聞かれるかと少し身構えれば、ある意味予想通りの言葉が。


「後であの鎧見せてくれよ。それで、俺たちとも手合わせしようぜ」

「あ、おい。ズルいぞクロ。先約は僕たちだ」

「いやイグナシオの方は俺らが勝ったんだから無効だろ」


 舌打ちするメガネ。こいつどさくさに紛れてなに言ってやがる。ていうか、こっちの事情は聞かされてるだろうが。


「悪いけど、バハムートセイバーは暫く使えないんだよ」

「なんだ、そうなのか。そいつは残念。でもリュウタ、生身でも結構戦えるだろ?」

「まあ、それなりには」

「だったらそれでもいい。そのうちお前の力を見せてくれよ」


 ニッと笑って、チャイムが鳴ったことでクロとキャメロットは自分達の席へ戻っていく。短い会話を交わしただけだが、彼らとは仲良くなれそうだ。


「気をつけろよリュウタ、クロはああ見えて結構な問題児だからな」

「クロが? 問題児って言うならイグナシオの方がそれっぽいけど」

「僕のような天才が問題児なわけないだろ!」

「自称天才にろくな人間がいた試しはないのだけれど」

「いやまあ実際、クロもアホ兄貴も学園では有名な問題児やで。クロはええやつなんはたしかなんやけどなぁ」


 イグナシオだけでなくソフィアまでそんなことを言うとなれば、事実ではあるのだろう。その忠告には素直に耳を傾けることにしておこう。


「それより、バハムートセイバーのことやで、お二人さん」

「僕たちはローグで起きた一部始終を聞いてるし、バハムートセイバーの、君たちの身に起きたことも承知の上だ。でも、他の生徒はなにも知らない。だから間違っても変身しようなんて思わないでくれよ」

「ええ、分かってるわ」

「好きで暴走したいわけじゃないからな」


 一限目の教師が入ってきたことで、会話は終わる。

 心配せずとも、普通に学園生活を送るだけなら、変身する必要はない。けれど問題は、昨晩話していたことが起きた時だ。


 もしスペリオルの魔の手が、この学園諸島にまで及ぶのなら。

 きっと龍太は、暴走も承知の上で、迷うことなく変身するだろう。



 ◆



 ドリアナ学園の授業は、基本的に午前中の四限目までで終わる。昼以降は生徒それぞれが好きな講義を受けに行ったり、訓練所で腕を磨いたりと自由行動だ。


 その四限目が終わり、久しぶりの授業から解放された龍太はというと。


「なにがなんだか全くわからん……」


 机に突っ伏し、授業のレベルの高さを痛感していた。

 教室で受ける授業は、基本的に一般教養のものばかりだ。今日受けたのは数学に経済学、歴史。この三つだけならまだ、元の世界の知識を活用してどうにかこうにかついていけた。しかし、魔導基礎という授業だけはダメだった。


 基礎とは名ばかりで、魔導全般における術式の運用方法や魔導科学の応用などなど、位相の翻訳が機能してないのではないかと疑うほどになにを言ってるのか分からなかった。


 要所要所で隣のハクアが分かりやすいように補足してくれていたが、それでも理解できたのは全体の二割と言ったところか。

 習うより慣れろ、机上の魔導より体を動かす魔術の方が性に合っている龍太としては、実に苦しい時間だったのだ。


「一日目からそのザマじゃ、先が思いやられるな。僕らの工房を見たいんだったら、今の授業くらい楽勝で乗り越えてもらわないと」

「まあ、急に編入してきていきなり五年の内容やもんなぁ。ほんまやったら一年の内容からやるべきなんやし、しゃーないやろ」


 呆れた様子のイグナシオと、フォローしてくれるソフィア。

 勉強自体は苦手でも嫌いでもないのだが、この学園が世界トップの集まりだということを失念していた。そりゃ授業のレベルも高いに決まってる。


「お兄ちゃん、お疲れ様なんだよ!」


 一人離れた席になってしまったローラが、タタッ、と軽快な足取りで駆け寄ってきた。その表情はいつものアイドルスマイル、とは少し違って、この学園生活をとても楽しんでいるように見える。


 それはそれとして、お兄ちゃんと呼ばれた瞬間の周りの目が痛い。てか怖い。


「おお、ローラ。授業どうだった? 理解できたか? ちなみに俺はダメだった」

「これくらい余裕なんだよ。ほとんどは巫女の修行の時に習ったことばかりだったから」

「マジかぁ……」


 さすが龍の巫女様は格が違った。こんな高レベルな内容を、今より幼い時に習うとか。

 もしかしたらローラも龍太のお仲間かなぁ、と期待してしまっていたのが馬鹿らしい。


「ローラはこれからどうするの?」

「お兄ちゃんとお姉ちゃんと一緒に行くんだよ!」

「いいのか? 他の奴らから誘われたりとかは?」

「うーん、誘ってくれたのはありがたいけど、特定のファンとばかり一緒にいるのは良くないんだよ。アイドルとして、ファンはみんな平等に愛さないと」


 おぉ、すごい心がけだ。世界のアイドルは伊達じゃない。

 ローラは恐らく、クラスメイトとばかり絡むことで、他クラスや他学年のファンたちがやっかみを入れることを警戒しているのだろう。実際今も、教室の外からはローラ見たさにそれなりの生徒達が集まっている。

 彼らの嫉妬がクラスメイトに向けられることを防ぐためにも、ローラはあくまで『みんなのアイドル』に徹さなければならない。


 その点、龍太とハクア、ついでにハイネスト兄妹なら安心だ。

 一緒に編入してきたということで、龍太とハクアは元からローラと仲間であることが知られているだろうし、ハイネスト兄妹は学園中に名を轟かせる天才。龍の巫女と関わるにも相応しい相手だ。


 ただそうなると当然龍太は、他クラス他学年のみならずクラスメイトからすら、あいつはローラ様のなんなんだ、とヘイトを向けられるが。

 ローラが楽しい学園生活を送るためだ。そのくらいは甘んじて受けよう。


「それで、まずはどこに行こうかしら?」

「ローラはどっか行きたいとこあるか?」

「アカネお姉ちゃんのところ!」


 即答してしまうあたり、やはりローラは朱音のことが好きすぎる。

 たしか彼女は、異世界の魔術についての講義を任されていたはずだ。本来なら学園長の小鳥遊栞が直々に、不定期開催していた講義だったのだが、朱音と丈瑠がいるならこれ幸いとばかりに丸投げしたのだとか。


「異世界の魔術は僕も興味があるな」

「概念強化やっけ? リュウタが使っとったんもその魔術やろ? うちも気になるわ」

「なら決まりだな」


 早速行き先が決まったことで、五人揃って教室を出る。ギャラリーどもがついてきそうになっていたが、どうやらクロとキャメロットが仲裁に入ってくれたようだ。

 途中からは五人を追うものもいなくなり、ただその代わり、背後からはクロの大きな声が聞こえる。


 ギャラリーを散らしてくれたのはありがたいけど、一体なにをしたんだ……。

 彼が問題児だと言うイグナシオの発言を思い出し、ほんの少し不安になるのだった。

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