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オリンポス十二神の寵愛~神にとってもチートな異能~  作者: 加里川 ソウダ
第一章 地球と神界編
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1話 トラックに轢かれて......

初めまして、加里川(かりかわ) ソウダと申します。


4年ほど前に、ギリシャ神話を題材に描かれた物語を読んでからギリシャ神話にハマりました。

ギリシャ神話に関連する描写が出てきますが、作者の主観などが大変多く入っておりますので正しいとは限りません。ご了承ください。

登場人物の名前をギリシャ神話からとったり、ギリシャ神話を由来としたエピソードも描く予定なので、読者の皆様に少しでもギリシャ神話に興味を持ってもらえたら嬉しいです。


本作が処女作になります。拙い文章ですが是非ご一読ください。

「おい航希(こうき)、お前VRMMOの抽選当たったんだろ?」

「ああ、あの新発売のヤツな。あれヤバいよな?VRMMOとかラノベの中の物だと思ってたわ」

「お前買ってきたら絶対貸せよな。約束だかんな」

「はいはい」


 俺の名前は海馬航希(とどこうき)。中肉中背、いわゆる「普通」って感じの見た目。運動神経も平均だが、頭の方はかなり自信がある。いつもテストで学年三位以内だ。どうだ、凄いだろ?

 そして俺に話し掛けてきたこいつは我が親友、速水瞬(はやみしゅん)。頭が悪くいつも赤点。だがその代わりに馬鹿みたいに運動神経が良い。いや実際馬鹿なんだが。


 最近、ラノベでお馴染みのVRMMOが発売された。その抽選に俺は当たり、シュンは落ちた。


「あんた達またゲームの話してんの? まぁコーキはいいとして、シュンはせめて赤点回避してからにしなさい」


 今割り込んできたのは俺の幼なじみである橘優夏(たちばなゆうな)。学年トップの成績で、いつもシュンの勉強を見てやっている。


 キーンコーンカーンコーン


「ああもう鐘鳴っちゃったじゃん。シュン、ちゃんとさっき教えたとこ復習しといてね」

「へいへい。ありがとさん」

「じゃ、俺はVRMMO買いに行くから今日は先帰るわ。じゃあな」



 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



 楽しーみ楽しーみランランラン VRMMOーランランラン


 俺は今、VRMMOを買いに来ている。いやー俺さー、いっつも運が良くてさー、宝くじとか抽選とかよく当たるんだよねー。あっはっはー。


 なんて愉快なことを考えていると、女性の悲鳴が聞こえてきた。


「ちょっと、ゆいちゃん!危ない!」


 見ると、信号はまだ赤色だというのに、三歳か四歳くらいの女の子が落としたボールを追って車道に飛び出していた。横からはトラックが迫ってきている。


 おいおいおいおい。やべぇじゃん。


 俺は咄嗟に車道へ飛び出し、その女の子を突き飛ばした。


「キィィィーーーッッ!!」

「ドゴォッ」


 さっき叫んでいた女性が駆け寄ってきて涙を流しながら何かを言っている。だが今の俺には聞き取ることが出来ない。


 さっきあんなに愉快なことを考えていたのが嘘みたいにシリアスなキモチ。はは、いってぇ。やべ、めっちゃ血ィ出てんじゃん。せっかく抽選当たったのに......。ああ、もう意識が薄れていく......。母さん、父さん、ごめんな......。

初めての作品はやっぱり異世界のテンプレな物語を書きたいんですよ。


VRMMOの話が出てきますが、主人公の転移する異世界にVRMMOは関係ありません。


(2019/8/11 ユーザー名を変更したので前書きの一部を編集しました)

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