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「お前がここに来たっていう事は、これから起こる事全てにおいて理解しているって認識になるが、いいか?」


*あなたは静かに頷く


「...そうか。ならば、悔いは残さずにーーー



------------------------------



「初めまして...になるか。ここに来るのは」


あなたは困惑し、辺りを見回す。

そこには宇宙のように広く、図書館のように静寂で、草原のような爽やかで、どこか懐かしい不思議な空間が広がっていた。


「まあ、わからないのもしょうがないか。」

「ん?理解できていなさそうだな。」


「ここはな、あんたの夢の中の世界だよ。」

「俺はイルシオンってみんなから呼ばれているらしいけど、俺自身は名前はないもんだから好きに呼んでもらって構わない。」

「...なんだよ。不安そうな顔をして。良く俺の顔を見たら懐かしい顔とか言われたり、彼氏に似てるとか言われたりするんだぜ?」

「人によってはジジイとか人間じゃないとか言われたりするんだけどな」


「まあ、あんたがここに来たってことは“権利”を得たんだろうな」

「え?何の“権利”だってかわからない?」

「まあ、わからないならしょうがねぇか。のちのちわかるさ。」


*あなたは困惑しながらも、自分が今どういう状況なのかを理解しようとした。

*していくうちに、だんだんと意識が朦朧としてくる。


「あら、もうこんな時間か。今日はここまでだな。」

「それじゃ、また今度な」


*笑顔を最後に、あなたは白い光に包まれている感覚がした。

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