さとみ
「テロリストは町から出て行け」
校門の前にはテロリストに抗議する人で溢れていた。
さとみがテロリスト宣言しちゃったし。
「うるせい。昼寝の邪魔だ。」
機嫌の悪いさとみが黙らせに来た。
「テロリストに採用して欲しいのかお前ら。」
まさみもテロリストにすごい乗り気のようで。
「はぁ!!誰がなるか。嬢ちゃんらバイトでテロリストかい?」
「野次馬は黙っとけ。私はここのリーダーだ。」
さとみは、いつからリーダーなになったんだよ。
「こんな小娘はメイド服でも着とけ。ハハハ」
そう言ってさとみの首をつかんだ。
あいつ、機嫌悪いさとみに喧嘩を売りやがった。死んだな。
「誰が小娘だ変態!!いい加減にしろ。」
さとみは漆黒の剣を抜いた。
それ以来、喧嘩を売っていたおっさんの首は胴体と着く事は無かった。
さとみは真っ青な顔をして足元をふらつかせながら帰って来た。
「さとみ、大丈夫か?」
俺はさとみを体育館へ連れて行き話を聞いた。
「私は成人恐怖症なの…」
ふむふむ
「大人に触れられると急に怖くなって」
それ以上は何も話さなかったが、さとみの意外な一面が垣間見れた。
今回はゆうやくんの出番無しです。
次あたり主役にしてあげるからね〜