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愛剣
10人全員、殺しちゃったけどいいのかなこれ。
国からの刺客を殺したってことは日本を敵に回しちゃった?
「あー楽しかった。」
さとみはなんかやばいこと言ってるよ。
「まぁ刀は貰っておくか」
「そうだね全員分あるしね。」
そう言って俺が鞘に収めようとしたら
「バキッ」
折れちゃった。
10人分の内の5本は溶けてるし
残り4本つまり予備が一本あるはず…
「私、二刀流。イエーイ」
さとみがはしゃいでいる。
「一本ちょうだい。」
「はぁ、バカ?お前。」
「すいませんでした。」
じゃあ、ゆうやから…
「無い」
「なんで?」
「さとみに盗られた。」
とゆうわけで俺の刀は折れたモノになった。
「名前つけよー」
さとみの意見で刀に命名することになった。
さとみの黒い刀は
「漆黒の剣」「冷酷の剣」「魔王剣」
になった。なんか似合ってる。
まさみの紅い刀は
「ローズマダー」
俺は
「折剣」
我ながらそのままだな。
皆、愛剣が決まった。
「俺のは?」