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真のピンチ

 そして、おっさんは倒れた。それも意外とあっさり。

 さとみが後頭部蹴っただけで倒れた。

「おい。起きろよおっさん。」

 悪魔のような顔をしたさとみがおっさんを踏んでいる。


「きゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 おっさんがさとみの足を掴んだ。

 俺が助けに入ろうとしたその時。

「ガンッ」

 明らかにやばい音がした。さとみが本気で蹴ったようだ。俺の予想通り、おっさんは頭から血を流して倒れていた。

「こんなおっさんに触られた。」

 いやそのおっさん多分もうすぐ…

 予想通りおっさんは息を引き取った。

 そう、俺たちは人を殺した。




 気付くと、ひとみが冷酷な眼で俺を睨んでいた。

「で、たかし私のパンツ見た?」

「いっいえ見ておりません。」

「嘘つき」

 バキバキ ギャー



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