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サンタのすゝめ

作者: ぱるしゃん

今日はクリスマスイブ。


俺は、サンタだ。


今日の夜、おれは、トナカイのソリにのってあちらこちらの家にいってオモチャを配る。


何てことはしない。


最近のサンタクロースは各家庭のセキュリティが強くなったことから煙突から入って、オモチャを配るなんてことはできなくなったから、宅急便を使って送るのだ。


ここで、みんなが心配になるのは次のことではないか?


まず、どうやって子供たちの願いを聞き入れているのか


結論から言おう。俺は、子供の願いなんか聞いたことはない。


サンタをはじめてまだ7年目だがそんなことはしないのだ。


なぜなら、流行にのったものを配っときゃなんとかなるんだ。


次にきになるのはオモチャを手に入れる方法じゃないだろうか?

全国の子供の数だけオモチャを買うとなると相当な額だ。


先程、俺はオモチヤは配達すると言ったが全国の子供、全員に配達してるわけではない。ほんの一部だ。このほんの一部のくじ引きで決まった、子供たちのオモチャに『サンタより』と、書いたカードを入れておけばサンタクロースの、存在は確かなものになる。

つまり、俺はそんなにお金に苦労してないのだ。

買ったとしても5個程度だ。


そして、この話は新たな疑問を生み出すのではないだろうか。


よく聞かれるのだが、


「サンタさんってどうやって生計をたててるの?」


では、答えよう。


俺も人間だ。クリスマス以外は普通にサラリーマンだ。


しかし、周りのサラリーマンよりお金ははいってくる。


俺の『サンタクロース』という存在のお陰でこの時期、おもちゃ会社はとんでもない儲けを発生する。


「今年もよろしくお願いします」といいながら、それぞれのおもちゃ会社はお金を俺に送ってくる。


それは、何百万というお金だ。それほどにまでオモチヤメーカーは儲けているみたいだ。


よし、今日はこのへんにしておこう。


そろそろ、俺は発送の準備をしなくちゃいけない。


なんせ、宅急便業者も俺のために超特別速達をしてくれるのだ。


時間に遅れるわけにはいかない。


それでは、よい、クリスマスを。


メリークリスマス


サンタより。

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