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200文字小説

十四の夜。

作者: 少々

時刻は丑三つ時

夜道に2人の少年がいた。



「よぉ田中、こんな遅くにどうした?」


竹本に真実は言えない。

散歩だ、と言っておく。



「そっちは?」


田中にバレる訳にはいかない。

犬の散歩だ、と誤摩化した。



そして田中は歩き出す、封印されし左手を隠すように。


『竹中を組織との抗争に巻き込む訳にはいかない。』



竹中もまた、歩き出した。


『田中にケロベロスの使役をバレてはならない。』



闇の中すれ違う二人


足下ではチワワが戯れていた。





200コンが終わったら、[200文字小説] に移動したいと思います。


ちなみに、チワワの名前はシリウス。



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[一言] 『森羅万象を記せし書』の作者様へ。 この二人のやり取りを読者は『全てを見通す邪眼』で見ているわけですね! 疼く、何やら心が疼きます。 この感想を書いて『葬りし黒の歴史』への扉が開きそうで…
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