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短編

今日振られました。

作者: RINO

今日振られました。

そして極めつけはこの台詞でした。

「俺のどこに惚れたんだ?」と。


現在進行形で私は怒っています。

なぜなら私の答えも聞かずに振りやがったから。 


「もしかして顔か?」


別に貴方の顔なんかに興味はありません。

初めて会った時言いましたよ。

というか振る=逃げですよね?

どれだけ怖かったんですか・・・。

絶対へたれですよね?


「た、ただいま・・・」


帰ってきました。

当たり前です。

彼が行きそうな場所には前もって連絡しましたから。


***********


「私がいつ顔が好きだといいましたか?」


そんなこと言われたら言葉に詰まるじゃないか・・・

せっかく彼女の気持ちが聞けるかなって思って出ていたんだが・・・失敗?


「それならお前は俺のどこを好きになったんだ?」


俺、そんなこと全然聞いたこと無かったし

好きって言ってるの俺だけだよ?


「・・・ひ、人柄だよ?」


そこで疑問系になるなよ。

俺はただ聞きたいだけなんだ。

お前の気持ち知らないから、知りたいんだ。


「なんで、疑問系?ちゃんと言って・・」


***********


「好き、優が好き。」


恥ずかしい、なんでこんなこと言わすのかな・・

ちゃんと言ってるよ、いつも言ってる。

ただ、言葉には恥ずかしくて言えてないだけで心の中ではちゃんと言ってる。


「俺も咲季が好き。てか、愛してる。」


なんでそんな恥ずかしい台詞が言えるの。

というかなんで私たち喧嘩してたんだっけ?

まぁ、幸せだからいいか・・・


「私も愛してる。」

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