無人島
無人島に着き各々チームの登録をしていく
そんな最中、翔は居るはずのない人物を見つける
「あれ?優華?何でいるの?」
「翔!聞いてないの?今日からのサバイバルはAとEの合同だよ?」
「マジかよ!全然知らなかった」
こんな大事な事言わないとかあの先生やばいだろなど考えていると聞き覚えのある声が聞こえてくる
「水守さんはまたこんなEクラスの奴と話をして。ほら、行きますよ」
「聞き覚えのある声だと思ったらオカッパピザだったか」
「お前!いい加減にしろEのくせに」
「「「「翔、どうした?」」」」
騒いでるのに気づき翔のチームが集まる
「いや、オカッパピザがなんか絡んでくるんだよ」
「「「「えぇっ!オッパッピーが!?」」」」
「そうなんだよ。マジ困るわ」
「このクソEクラスども!俺にはザーピ パッカオというちゃんとした名前があるんだ!クズの癖に俺をからかうな!」
「ぷっ、いや、ほんとすみませんでした。ザーピ パッカオ君ぷぷっ」
笑いを堪え謝る翔にどこからともなく声が聞こえる
「ザーピ パッカオ」
「「「「「ぶははははははは」」」」」
「お前ら全員覚えていろよ!」
「嫌でも忘れられねーっすザーピ パッカオ師匠!ぶははははは」
またしても顔を真っ赤にして走りさったオッパッピーであった
「さて、翔。チーム登録も終わったし支給品受け取ってサバイバル開始しよう」
「おっ!そうだな!じゃあ優華も頑張れよ!」
「そっちもね」
お互いに別れ、支給品を受け取り無人島サバイバルが開始した
まとめ役のラムダが提案する
「まずは拠点を作らないといけないから水場を探してその近くに作ろう」
「隊列を組んで魔物に気をつけながら行こう」
ラムダの指示により男性陣が三角形に位置どり中に女性2人が入る
「魔物に遭遇した場合、戦闘をするかしないかはみんなで決めよう。ただし向こうに気付かれたら嫌を無しに戦闘になるからそのつもりでいてね」
この話を聞き翔が提案する
「今の武器はナイフだけ。それはちょっと厳しいから作らないか?」
「僕が刀を作るって事だね?でも僕が作る刀ならナイフの方がマシだよ?」
「そこでラムダの硬化だ。創太が刀を作れそうな木の枝で木刀を作ってそれにラムダの硬化をかける」
「なるほど。創太!一回作ってみよう!」
創太は適当な枝を取り刀にする
「ラムダ君、これぐらいが僕の限界。後は任せた」
そう言ってラムダに木刀を手渡す
「上出来だよ。これに硬化をかけて・・・こんな感じかな。ちょっと翔。試してみて」
翔は渡された木刀を周りの木に打ちつけていく
カンッカンッカカカンッ
「おぉ!中々いいんじゃないかな!」
カカカンッカンッカカカンッピキッ
「あっ」
「「まぁそんなもんだよね」」
「ごめん。でも強度も大丈夫だから全員これを装備しよう!創太、ラムダ頼む」
「「了解」」
こうして無事?に5人は木刀(硬化付)を手にいれたのだった