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実力検査2

リザとのやりとりを終えたすぐ後に源先生からお呼びがかかる


「次、天満 翔」

「了解」

「では、始め!」


翔は刀を振るい鎌鼬でゴーレムを牽制する

避けられはしなかったが極浅い傷がついただけで進行を止めるには至らなかった

止まらないとわかり翔は地を蹴り近接戦へと移行する

近づいた瞬間にゴーレムが攻撃を仕掛けきたがそれを刀で受け流し背後に回り込む

その刹那、観ている誰もが驚きを隠せなかった

何故なら


「くらえっ!!!」


膝カックンである

ゴーレムも予想外だったのか体勢を崩す

翔はその隙を見逃さず剣舞にて少しずつだがゴーレムにダメージを与えていくが致命傷にはならない

焦る翔の攻撃を受け流しゴーレムが反撃する

刀での防御が間に合わないと踏んだ翔は防御結界で攻撃を受ける


「一発でひび割れかよ」


危険を感じすぐさま距離をとる


「なんか弱点ないのか。ちょっと鑑定してみるか」


ゴーレム

攻撃はそこそこ強い

滑らかな動きを作るため関節部位は他より柔らかい


「なるほど、関節ね」


弱点を見つけた翔は勝負に出る

もう一度距離を詰めゴーレムの攻撃を結界で防ぎ強く踏み込む

上段から刀を振り下ろし右肘を斬り飛ばし返しで左膝をも斬り離す

燕返しが上手くきまり体勢を崩したゴーレムの右膝に刺突で刀を差し込む


「ふーっ。結界が一撃で割れる力があったら負けていたな。ギリギリだが勝てたぞ」

「「「おぉぉぉぉー!!」」」


演習場に歓声が響く

その最中、源が声をかける


「よくやったな天満。このクラスで勝てたのはお前だけだぞ」

「ありがとうございます。次は楽して勝ちたいと思います」

「ほぅ・・・楽して勝つために俺と地獄の特訓をするって事だな」

「えっ?いやっ、ちがっ、えっ?」

「冗談だからそんなに焦るな。でも期待はしているからな」

「はい、がんばります」


先生との会話が終わるとラムダ、リザ、創太が近づいてきた


「翔!凄いな!まさか勝つなんて」

「すごーい!カッコ良かったよー」

「これでモフモフフラグがたったな!モフモフゲットだぜ!」

「それはーないー」

「それはない」

「ネギソード」

「「「創太、お前って奴は」」」

「つか、お前らいつから仲良くなったんだ?」

「「「今だけど」」」

「今かよ!お前ら最高だな」

「「「まぁねー」」」


折角の大金星の後なのに締まらない4人であった

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