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ダンジョン地下6階

5人共寝坊せずしっかり起き朝食をとる


「「「「「いただきます」」」」」

「食べ終わったら出発だけど次はどんな感じなのかな」

「今まで以上に厳しいだろうね」

「関係ない。このメンバーならいける」

「油断はー禁物ー」

「そうやな。4階のゴーレムでキツかったからな」


朝食を食べ終わり宿を後にする


「ダンジョン攻略頑張って。階段はここを真っ直ぐに行った所だから」

「「「「「ありがとうございました」」」」」


階段にたどり着き5人は6階に到着する

通路を進むと真っ直ぐと左に分岐しており5人は左へと進む

そこは行き止まりになっており戻って真っ直ぐの通路を進んで行くと次は左右に通路が分かれていた

もう一度左へ進んでいくと右、左と曲がり角がありその先はまた左右に分岐している


「なんか迷路みたいだな」

「こっちで合ってるかわからないけどこうなると反対も気になるね」

「同感。あっちは宝箱がとか考えるとね」

「戻るー?」

「とりあえず階段探しを優先しようか」

「とりあえず目印にザッソードだね」


左へ進み右へ角を曲がるとその先には宝箱があった

翔は宝箱を開けようと近寄ろうとするが


「ちょっと待ち!陣の気配がするで!」


翔は立ち止まるが半歩ほど陣に足を踏み入れていたので起動してしまう

翔は慌ててバックステップで下がると同時に宝箱の周りから先程立っていた場所まで丸ごと落とし穴になった


「あっぶねー!近江ありがとな」

「この6階は罠にもっと警戒強めなあかんな」

「ちょっと油断しすぎてたね」

「で、宝箱どうしようか」

「ちょい待ちや」


近江は陣をじっくり見てその後に触っていく


「解除成功や」


近江が言った後、落とし穴は元の通路に戻った


「もうー通れるー?」

「もう大丈夫やで」


再び翔が行き宝箱を開ける


「空かよ!!」

「ただの餌だったみたいだね」

「残念。気を取り直して進もう」


分岐に戻り次は右の道を進む

その先も左右に分岐しており左へと進む

左へ進むと右、右と曲がり角があり次は左と真っ直ぐに分岐している

また左へ進むとその奥には


「レッドスケルトンがいる」


スケルトンの上位の魔物がそこにはいた

上位と言ってもスケルトンを少し強くした程度なので今の5人の敵ではなく瞬殺する


「やっぱり魔物もいるんだね」

「レッドスケルトンが何か落としてるぞ」


そこには赤のキラキラした石が落ちていた


「キラキラー綺麗ー」

「一応もらっていこうか」


先は行き止まりなので赤の石を拾って分岐に戻り真っ直ぐ進むと左、真っ直ぐ、右の分岐にあたる


「この感じだと右は元のところと繋がってるね」

「そうだな。右はとりあえず無視でいいだろ」


5人は右の通路を無視する事にし左の通路を進んでいく

右、左、左と曲がり角を曲がると近江が


「ストップ!陣があるわ」


陣の気配を察知し見つけ出し他の4人を止める


「この陣は・・・」


真剣な表情で陣を見つめ少しだけ天井を見ると近江は


「創太ゴー!!」


急に号令をかけた

突然の事に驚き考える暇もなく創太が飛び出すと


ゴーン

カランッ

カランカランカラン

・・・

・・・

創太は自分の頭を撫でてゆっくり振り返る

当の近江は


「あははははは!ゴーンて!ゴーンて!あははははは!ふーっふーっ苦しい」


それにより創太の止まっていた時間が動きだす


「近江さん!ワザとだよね!絶対ワザとだよね!」

「そそそそんな訳ないやん!解除失敗してもうたんやテヘッ」

「テヘッじゃないよ!それならあんなに爆笑出来ないよ!」

「天井みたらタライが見えたからついな!堪忍してや!」

「次からはやめてよ!そして肩をプルプルさせてる3人はまず心配しようか!」

「「「笑うの我慢しててそれどころじゃなかった」」」

「そろそろこのクランに居ていいか真剣に考える」

「「「「ごめんなさい!いてください!」」」」


創太の活躍ギセイのおかげで先に進むとまた左右の分岐へあたる

いつも通り左へ行くが行き止まりだったので逆を進むとそこには扉があった


「ここがゴールみたいだね」

「鍵ー掛かってるー」

「それに何か埋め込み穴が3つあるね」

「さっきの赤い石じゃないのか」

「多分それやな」


5人は穴に石を入れると神秘的な光を放つ


「当たりだな。後2つ探さないと」

「こっち側は粗方回った筈だから入り口付近の分岐を右に行ってみよう」

「「「「了解」」」」


5人は分岐に戻り右側を進むと左右に分かれる

いつもは左から行くが右が入り口側なのを考慮しそちらから進む

左、左と曲がると真っ直ぐと右の分岐についた

真っ直ぐはゴール側なので先に右に行く5人


「ブルースケルトンだな。魔法が厄介だから一気に行くぞ」


翔とリザが突っ込むとブルースケルトンは魔法を形成していく

ラムダがタイミングよく地面に軟化をかけバランスを崩し魔法の形成を遅らす事に成功する

その隙にリザが殴り飛ばし翔がコアを破壊した


「ナイスアシスト」

「青い石ーゲットー」


難なくもう一つの石を手に入れ先程の分岐を真っ直ぐに進む

左に曲がり真っ直ぐと右の分岐を右に進むと次は左右の分岐にあたる

右に進んだが行き止まりだった為、反対の通路を進み右に曲がって左と真っ直ぐの分岐に差し掛かる


「これを左に行って右に曲がると扉の通路だと思う」

「ちょっと見に行こうぜ」


進んでみると扉の通路に出てきた


「やっぱりだったね」

「これで少しショートカットできるな」


確認を終え分岐に戻り真っ直ぐに進む

右、左と曲がり少しすると真っ直ぐと右に分岐しており右に進むと次は左右に分かれている

左を選択するが行き止まりだったので右に進み左に曲がると


「ブラックスケルトン!レッドやブルーより数段強いぞ」

「まだ気付かれてないね。攻撃と同時にザッソードを背後に投擲してタイミングよく陣で撹乱しよう」

「「「「了解」」」」


いつも通り翔とリザが先陣をきって攻撃を仕掛ける

リザの拳は躱され翔の刀は受け流されたがザッソードの配置は成功する

翔とリザはブラックスケルトンの攻撃をいなしながらその時を待つ

そして禁断の呪われし言葉がザッソードより紡がれる


「ザーピストライク!」


案の定であるがブラックスケルトンの意識を背後に向ける事に成功

この隙に翔は足を斬り飛ばし体勢が崩れているところにリザがコアを殴り続ける

なす術なくコアが破壊されブラックスケルトンは沈黙した


「黒い石落ちてるよ」

「後は鍵だな」


5人は分岐に戻り真っ直ぐに進むとまた左右の分岐へあたる

左に進み右へ曲がると


「鍵がーあるー」

「でも陣があるからまだ動いたらあかんで」


近江は辺りを見渡し陣を見つけ解除を試みるが


「これは複雑すぎて解除できへんわ。内容も全然分からんかった。けど鍵を取ったら発動するのはわかったで」

「そうか。じゃあ先に分岐の右を見に行こうか」


分岐に戻り右の通路を進み左へ曲がるとそこには宝箱があった


「ここには陣はないみたいや」


それを聞き翔が宝箱を開ける

すると中には綺麗なペンダントが入っていた


「ペンダントだね。呪いとかが怖いね」

「俺が鑑定する」


翔はそう言いペンダントを鑑定する


感受のペンダント

罠や陣を見抜く力がほんの少しだけあがる


「呪いは大丈夫そうだ。罠や陣を見抜く力が少し上がるみたいだぞ」

「じゃあこれは近江のだね」

「「「異議なし」」」

「ありがたく頂戴するわ」


ペンダントを近江につけてあげるラムダ


「「「見てるこっちが恥ずかしくなってきた」」」

「「やかましわ」」


じゃれあいもそこそこに鍵の前に辿り着く


「さぁ、どうする?」

「俺が取る。距離をとってくれ」

「気をつけて」


4人が距離をとるのを確認し鍵をとると


ゴゴゴゴゴゴゴッ


両横の壁が動き通路が狭くなってきた


「走れっ!!」


5人は全速力で走りなんとか壁の動かない所まで辿り着く


「はぁっはぁっ」

「危なかったー」

「もう少しでペシャンコになるとこだったね」

「でもこれで扉を開けられる」


解除していなかったタライの餌食に翔がなるハプニングがあったが無事に扉に到着する

石を埋め込み鍵を挿す


「開けるぞ」


翔が鍵を回すとあっさり扉が開き階段が現れた


「これで6階も制覇だね」

「後もう少し!」


5人は気を引き締め直し7階へと進む

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