学園初日
処女作です。その場の思いつきと勢いで書いてます。
おかしな所が多々あると思いますが優しく見守って下さい
「起きて・・・あぁダメですか」
カンカンカンカン!
「ヒャッハー!折角優しく起こしてあげたのに馬鹿な奴めー!」
「朝からうるさいなー。わかった、起きるよ。おはよう優華」
俺は天満 翔
朝から世紀末の人は水守 優華
2人とも15歳で今日から学園に通う事になっている。
「優華、準備するからちょいと待ってて」
「わかった!早くしてね!」
そう言って部屋からでる優華を確認し、もう一度布団に潜ろうとした瞬間
「5分で用意しなきゃ魂まで殺すから。」
速攻で飛び起き3分半で用意を終える翔だった
学園に着くと校庭に集合だった
すると学園長の挨拶が始まる
「まずは入学おめでとう。あなたたちは今日からこの中央学園の生徒です。良き友、良きライバルと切磋琢磨し有意義な時間を過ごして下さいね。今日は適性検査と検査によるクラス別けと顔合わせで終了です。各自教師にしたがって行動するように」
適性検査かー
「なぁ優華、検査ってどんな事するの?」
「えっ?翔知らないのー?まぁ私も知らんけど」
・・・
・・・
ダメだコイツ
「今日この場を任されている学年主任及びAクラス担当の橘 美冬だ。検査は鑑定持ちの先生達が鑑定スキルを使って行う。その際、能力によりAからEまでのクラスに別ける。わかったら各々先生達の前に並ぶように!」
なるほど・・・
鑑定スキルとはまた便利な・・・
覗きだな。ある意味で
とつまらない事を脳内会議していたら優華の番になった
「君は水の精霊使いだね。回復を得意とする精霊の使い手だ。モンスターがいるこの世界で回復はとても重要だよ。文句なしにAクラスだね。おめでとう!」
「「「おおーっ!!」」」
周りの生徒からの歓声を横目に優華はこっちに近寄ってくる
「次は翔の番だね!すっごく楽しみ」
「はいはい。ちょっくら行ってきますよーっと」
いや、お前・・・ドヤ顔するなよ腹立つ
「先生お願いします」
どうかあのドヤ顔を沈めれますように
「君はー、また珍しいね」
おぉ、これはもしかしたらもしかするんじゃ
「ものまねしだよ。真似したスキルはオリジナルより威力がだいぶ弱くなる。唯の器用貧乏。やったねEクラス」
「なーんだ。ハズレかよ」
「期待して損したわ」
おい外野、好き勝手言うなよ
そして先生、やったねの棒読みやめろ
そんな中、優華が肩を震わせながら近づいてくる
「翔・・・ぷっ・・・大丈夫、翔なら絶対強くなれププッ・・・なれるから頑張って!ブフーッ」
くそがっ!こいつ笑い我慢して肩プルプルしてやがった!
「笑い我慢しながら言ってんじゃねーよ。まぁこれで腐るのは面白くないからやるだけやるよ」
珍しいってのはまだ伸び代があるかも知れない
「それでこそ翔!さっきは笑ってたけど強くなれると思ってるのは本心だからね!」
あぁ、こいつはこんな奴なんだよな
何かと俺を信じてくれている
でも一つだけはハッキリ伝えとかなければいけないな
「ドヤ顔やめろ」