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さあ、異世界へと
さあ、異世界へと。
漫画で、そしてラノベで観ていたような、
魔法っぽい、転移円?みたいので、てっきり
行くのかと思いきや。
神が手をかざした瞬間、ぶーんと鼓膜が震え、全身の骨がきしむような気がし、突然めまいがした。
まるで、おれが世界に入って来るのを拒否
しているような殺気をかんじ、おれは気づくと地面に手をついていた。
くそ。なんてこった。
そのまま動かず、落ち着くのをまつ。
周りを見渡してみる。
うん。こんなおいしい空気、映える見渡すかぎりの蒼い草原。
しかし、一見しただけでは、異世界とは思えなかった。
取り敢えず、考えるのはあとあと!
うだつあがんねえけど、取り敢えず、探索開始。
もう、元の世界にはすぐに戻れそうにないので、とにかく、がむしゃらに歩き続けた。




