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せっかく音ついているんですから~健康処楓~

「いいかい、疲れなどで姿勢が自力では保てなくなって、腰が固まったといったところだね」

ギャァァァァァァァァ(SE)

「そして、ここをチェック尾てい骨の辺りね」

トントン(SE)

「もし自分でやらかしてしまった際にはどうするんだっけ?」

先生は弟子に質問すると。

「トントンの前に一度体を揺らす、そこからトントン軽くたたく」

「そう、でもこれは経験しないと、自分の感覚だからね、もちろんならないのが一番良いさ」

ポン(SE)

「はい、お疲れ様」

立ち上がろうとすると、スムーズに立ち上がれるので。

「あれ?」

楓に先程来た際には、玄関で靴を脱ぐのも大変だったのに。

「ありがとうございました、先生」

「はい、気を付けてね」

バタン(SE)

柱時計がボーンボーン(SE)

「先生、せっかく音ついているんですから 、もうちょっと何かしましょうよ」

「って言ってもね、だからといって何か特別なことをするっていうのもね」



お知らせ。

本来ならばここで、このお話の最後に、今のシナリオでサウンドノベルを製作しました!と伝え、リンクはこちらを張るつもりでしたが、作者の環境では止まりまして、どこが原因かわかりませんので、脳内で再生をお願いします。

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