今日は脂の乗った刺身にしよう(提案)~健康処楓~
「こんにちは」
「なんだろ、岩彰さん来たらホッとした」
「どうだ、やっと俺の気持ちがわかった」
虎児の母と妹が元気なタイプのため、物静かな人間と接していたくなるので。
「お使いのもの買ってきたわよ」
「すまないね、急に頼んじゃって」
幸洋が気になったものを買ってきてもらいました。
「買い物している最中だったから、ちょうど良かったわ」
頼んだものはスーパーチェーンで販売されているUVケアミルク、大容量のポンプサイズでお値段もお手頃なもの。
「気になって買いにいきたくてソワソワそちゃったよ」
しかし、そわそわしても手技の鋭さはそのままのプロフェッショナル、地獄の流儀でごわす。
「でもこれいい思いますよ、店頭にテスターあったので使ってみましたけども」
「おお、(岩彰)ゆすらチェック通った」「何よそれ」
「虎児が言いたいこともよくわかる、この辺は岩彰さんは一定の信頼がある」
「そんなことないわよ」
「じゃあ、『ねえ、あなたそれどこで買ったの?』って言われたのはいつだ?」
「えっ、さっき、スーパーの前に100円ショップいってたんだけども、お醤油買ったのよ」
お醤油、牡蠣が名産の地域のメーカーが、名産の牡蛎をこれでもか。食らえ!と使った牡蛎醤油、108円。
もうこれだけで気になった先生と、その息子と、その弟子は味見をさせていただきました。
ぺろり
「えっ、なんだよ、これ」
「うめぇ」
「青葉、今日は脂の乗った刺身にしよう(提案)」
「知らなかった、こんなものがあるだなんて」
「こっちの地域のメーカーさんじゃないし、昔ながらの作り方している醤油って今は珍しいわよね」
「くっ」
「すげぇ、先生だけではなく青葉にも膝をつかせるだなんて、やるな」
よーしさっさく会でも試してみるでシュよ。
ストマック田中さんご実家、田中鮮魚店に会から、今度のの会合用の海鮮丼の予約が入りました。




