めいちゃんはレシピ本を買う
※めいちゃんの京都弁は変換サイトで作っています。
おかしな点もあるとございますが、ご了承くださいませ。
(京都弁の女の子が好きなので、使いたくて…)
芽衣は本屋に来ていた。
『たくさんあるなぁ』
並べられた多くの料理本を眺め、芽衣の心は踊っていた。
『初心者用のあるやん』
中を見ると、調理器具のそろえ方や調理の基本、おいしく作るコツやレシピが書かれている。
『お?料理レシピ本大賞あるやん』
芽衣は本の帯に書かれた大賞の言葉に注目した。
『よくわかれへんけど、ええ本なんやろうなぁ』
芽衣は興味を持った本を次々と立ち読みしていった。
カフェに入ると、サンドイッチを食べながら
先程購入した本を読み始めた。
はじめに手にとった、初心者用の料理本である。
『ネットでレシピも情報も出てくるけど、このワクワク感は本ならではやなぁ』
極力節約したい芽衣だったが、本を開いた時の「料理したい!」という気持ちを忘れたくなかったため、投資として購入することにした。
世の中情報過多で何を信用したらいいかわからない。
なので芽衣は、まずこの本についていくことにした。
レシピにはすべて理由がある。
料理研究家が何度も試作し、どうすればおいしい料理を作ってもらえるかを考えレシピを作りあげている。
『料理研究家ってすごいんやなぁ』
芽衣は感心したと同時に、このレシピを信用し作ってみようと思った。
料理上手になるには、まずレシピ通りに作ってみる。
そこから自分好みに調整していく方が、0から始めるよりも早く、わが家のおいしい味を作ることができる。
そしておいしいの経験値をためていけば「料理の勘」がきくようになり、冷蔵庫にあるものでチャチャっとおいしいオリジナルメニューを作れるような、本物の料理上手になれるのだ。
『まずこの本通りにやってみて、壁にぶつかったらその時また考えよう』
芽衣は本を閉じ、席をたった。
『調理道具買いに行くでー』
買い物続きの芽衣だったが、その足取りは軽かった。
〜料理上手になるには〜
●レシピ通りに作ってみる
●そこから自分好みに調整していく
●そうやっておいしいの経験値をためていけば、応用がきくようになり、オリジナルメニューを作れるほどの料理上手になれる
次回!めいちゃんは調理道具をそろえる(予定)