バトルシーンを擬音と台詞だけで書ききる挑戦
「ナレーションって必要なの？」という疑問からスタートしたこの挑戦。
「今度こそ決着をつけよう、ナカジマ！」
「上等だ、イソノ！」
ガキィィィィン！！！
ギ・・・ギ・・・
「なかなかやるな！・・・だが俺は負けん！」
ガアァァン！
シュッ！
「くらえ！」
「その程度！」
ヒュッ
「なにっ！？」
「今度はこっちの番だ！」
シュン！ ヒュッ！ シャッ！
「ぐわっ！！！！」
「終わりだ、ナカジマァァァァァァ！！！」
「・・・まだだぁぁぁぁ！！！」
ガシュッ！
「ぐっ・・・くそ、動かない・・・」
「俺の握力は10トンを超える！ そう簡単に離すと思うなよ！」
スゥー・・・
「しまった！」
「終わりだ、イソノ」
グサッ
ツゥー・・・
ポタ・・・ポタ・・・
「ガハッ・・・」
バタリ
「死んだか、手こずらせやがって・・・」
シュ、カシャン
「行くか・・・」
「ーー待てよ、まだ終わってないぞ」
「・・・生きていたのか」
プルプル・・・
「立っているだけでやっとじゃないか。その状態で何ができる」
「フッ、確かにな・・・俺が打てる技は、あと一発だけだ」
「ならば俺もこの一撃で貴様を沈めてやろう！」
ヒューーージャキーン！
「絶対にお前を倒す！ 父さんから受け継いだ技で！」
ウィーン、ジャキーン！
「喰らえ！ 威甦之夜吸弥炉兎是！」
「うぉぉぉ！！ 全時怒雨多魔期輪離鬼！」
ドカァァァァン！！！！
ヒュー・・・パラパラ・・・
「やっぱり・・・」
「・・・」
「お前は強いな、イソノ・・・」
バタリ
「ナカジマ・・・お前だけ死なせないよ。
俺ももう少ししたら、そっちに行くよ・・・」
バタリ
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
「ーーこうして魔王ナカジマは倒された。しかし、勇者イソノもその傷により、命を落としたのじゃ」
「へぇ・・・」
「なぁ、イタラ？ この話、どう思う？」
「うーん・・・」
・・・
・・・
・・・
「・・・分かりづらいし、つまらない」
END
途中、「俺はいま何書いてんだろう？」と思いながら書いてた。
やっぱりナレーションは必要だなと強く感じたね。
結論 擬音と台詞だけは無理がある。
